原田義昭の発言 (共生社会に関する調査会)

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○副大臣(原田義昭君) 後でまた、学校の中の問題点、また改善の方向、お話をさせていただきたいと思います。
 確かに養護教諭が、教諭としての仕事が忙しいということもありましょうけれども、しかし、先生おっしゃるように、やっぱりいろいろ看護師としてとか、そういうものを、本当の意味で子供たちをしっかりケアをしていただく、そういう分野にも役割を果たしていただきたいなと、こんなふうに思うわけでありまして、もちろんそれは定員とかいろいろな問題がありますから十分でないところもありますけれども、しっかり教育行政の中でもその部分を努力をしたいと思っております。
 それで、せっかくの機会ですから、先生が冒頭にもお話になりましたように、そもそも障害者が社会参画をするに当たって、確かに政策としては、同情とは言いませんけれども、これは大変だなということでいろいろな福祉政策を提示しているわけですけれども、しかし、おっしゃるように、中には、むしろ健常者として、決して負けないんだと、ただどうしても足りない部分は、ここは補ってもらわなきゃいけないけれども、過度にあれもこれもやっていただくじゃなくて、むしろもうちょっとしっかりした、そのレベルで実質的な平等といいますか、そういうものを出してほしいと、こういう声も私はよく聞きます。
 それにつきまして、私、一言だけ。乙武洋匡さんが、もう二、三年になりますけれども、「五体不満足」という本を読んでもう衝撃を受けたことを一言お話ししたいと思いますが、その全編大変な本なんですけれども、前書きの部分だと思いますけれども、こんな文章がありました。
 世の中には色の黒い人も白い人もいるんだと。背の高い人も背の低い人もいると。体重の重い人もおれば、体重の軽い人もいると。そういう意味で、足がある人もおるし、足がない人もおると。耳が聞こえる人もおれば、聞こえない人もいるんだと。どうしてそういうような状態に対して一々悩んだり悲しんだりするんだろうかと、こういうことであります。
 私はこれを聞きまして、私はおかげさまで健常者で、おかげさまで元気にしているんですけれども、しかし、もう考えてみれば、悩みばっかりですよ、選挙の悩みも含めましてね。ところが、この乙武君のこの話を聞きまして、彼が言うには、健常者に向かって発信するには、何で五体ちゃんと持っている人間がこれだけ悩みがあって、私のように手も足もないような人間がこれだけ元気なんだということをこの前書きで書いておられまして、そういうことで、確かに、私たちがこの障害福祉の問題考えるとき、一つの視点といいますか、というふうに感じておるところであります。
 ちょっと、引き続き文科省から事務的な話をさせていただきます。

発言情報

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発言者: 原田義昭

speaker_id: 20581

日付: 2004-03-03

院: 参議院

会議名: 共生社会に関する調査会