竹中平蔵の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(竹中平蔵君) ただいま谷垣大臣の御答弁にもありましたように、やはり財政の健全化、そのためにプライマリーバランスの回復を目指すということは、これはやはり必要なことであるということ、しかしそのためには相当の努力を必要とする、正に私たち、そのような思いで政策に取り組んでおります。しからば、その困難な目標を達成していくためのシナリオはどのようなものであるのか、そのシナリオを実現するためにどのような政策努力が必要なのか、そういったことを整合的に示していくのが我々の務めであるというふうに思っております。
そうした観点からいいますと、現時点でプライマリーバランスの赤字というのがGDP比でマイナスの五・四%ございます。十年程度でそれをゼロにするということになりますと、毎年GDP比で〇・五%ポイントずつぐらいこれを改善していかなければいけない。それを是非達成したいというふうに思うわけです。
そのための要件として、まず、やはり経済が活性化していかなければいけません。名目成長率が順調に回復して、それに基づいて一定の税収が上がるような条件を作っていかなければいけない、経済を活性化するための構造改革がどうしても必要になります。その努力をしたい。同時に、これはあくまで歳出歳入の話でありますから、歳出に関しては、当面、この歳出、政府の規模を今より大きくしないという緩やかな歳出のキャップをはめることによって対応したい。先ほど〇・五%ポイント毎年改善したいというふうに申し上げましたが、二〇〇四年度に関しては〇・八%ポイントぐらいの回復が可能であるというふうに試算をされております。
しかしながら、改めて、そうした歳出キャップをはめて歳出削減の努力に努めるとともに、二〇〇七年以降については、更なる歳出抑制に努めるのか、歳出と国民の負担のバランスを何か別の方法で取るのか、そうしたことについては別途結論を出さなければいけない。そうした結論は、これから議論を踏まえて二〇〇六年度までに結論を出したいというふうに思っているところでございます。