福島啓史郎の発言 (憲法調査会)
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○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。
今日は、青山参考人、英参考人、棟居参考人、三先生には、お忙しい中、貴重な御意見を賜り大変ありがとうございました。
まず最初に、三人の参考人の方にお聞きしたいと思います。
私、憲法というのは、憲法前文といいますのは、例えば、青山先生が別なところで述べておられますように、国の顔であり目だということでございます。また棟居先生は、エッセンスでありメッセージだというふうに言われております。また英先生も、その国の形を示すものだと言われております。私も正にそうだと思うんですが、他方、やっぱり憲法前文といいますのは、各条項、各条文と密接不可分な関連を持っているわけでございまして、各条文の改正と併せて議論しなければならないものでもあるというふうに思います。
しかしながら、今申し上げましたように、エッセンスであり、またメッセージであるとすれば、私は、今の憲法は、現憲法は、その立法時の経緯から見れば、正に、天皇制を守るかどうかということが正に主眼であって、その意味でいえば、天皇制と、今の憲法第九条で代表されます戦争放棄、また国際平和主義というのがセットで導入されざるを得なかったという時代背景の中で考えざるを得ないのではないかと思うわけでございます。したがって、今、現時点で憲法改正論議をするならば、それは当然に見直さなければならないことだというふうに思うわけでございます。
それで、私は、現時点で憲法を見直すとすれば、憲法前文を見直すとすれば、私は三つのことを考えなければならないと思うわけでございます。一つは、憲法前文は、日本の歴史及び文化を示すものであるということが一つと、それから二番目には、日本の目指すべき方向及び理念をその中で述べなければならないということ、それから三番目には、国民、特に子供あるいは若い人への教育効果を持つ内容でなければならないと思うわけでございますが、そうした三点につきまして三人の先生方の御見解をお伺いしたいと思います。