青山武憲の発言 (憲法調査会)

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○参考人(青山武憲君) 私は、実は衆議院でも申し上げましたが、この憲法は押し付けられた憲法という人間なものですから、憲法を改正しましても、押し付けられた憲法の範囲じゃないかということがあるものですから、この憲法は平時においては私は余り、悪い点もありますが、余り悪い憲法とは思っていないんです。ですから、このようなものでもいいから、自分たちの考えとして根本的に作り上げてみたらいいんじゃないかと思うんです。
 基本的人権というのは余り理解できませんが、悪い思想とも思っていません。ただ、例えばスイス憲法なんか、一九九九年にできて二〇〇〇年の一月一日に施行、実施されましたが、基本的人権の思想なんか持ってないんですね。ところが、私どもは、こういうようなものを本当に分析して導入したのか。例えば、ポツダム宣言では、たしか言論、宗教、思想の自由並びに基本的人権の尊重云々と書いてあるはずです。というと、この書き方は、言論とか宗教とか思想の自由というのは基本的人権じゃないから並びにと、そういう並びになっているわけですね。アメリカ合衆国憲法なんかは修正一条に自由を掲げていますが、二十世紀になって連邦最高裁判所の裁判官は、これ基本的人権なんか言わないんですね。むしろ、イギリスから来たところの自由や権利をうたったんだと言っているんです。
 でも、私どもは、基本的人権、基本的人権といいながら、これは与えられたとか信託されたといいながら、本当に理解しながら使っているのか、理解もしないで乱用しているんじゃないかと思いますから、私どもは自分たちの言葉で自分たちの憲法を作ってみたいと、こういうことですが、ただ、前文について、私の周りの若者と接していますと、別に問題意識は何も持っていません。悪いとも思っていません。これが私の周りの学生の現実です。ただ、欠点を言いますと、ああ、欠点があるんですねって感じなんです。

発言情報

speech_id: 115914184X00620040421_025

発言者: 青山武憲

speaker_id: 10875

日付: 2004-04-21

院: 参議院

会議名: 憲法調査会