岩本荘太の発言 (憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会)
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○岩本荘太君 無所属の会の岩本荘太でございます。
最後ですので、ひとつよろしくお願いいたします。
私、参議院になるときも、正直言いまして、今の参議院、これではどうかなという国民的な関心から、何とかしなきゃいけないという意識を持って当選させてもらいましたし、当選した後もですね、会派は、先ほど田先生言われた緑風会ですか、それに限りなく近いと我々は思っているんですけれども、党議拘束もせず個人の意見を尊重するというところでやってきたつもりですけれども、やはり今の世の中の風潮でなかなかそれが認められないというのも現実で、じゃ、どうかなというのは自分なりにもいろいろ検討してはいるんですけれども、その辺は長くなりますからやめるといたしまして。
ただ、一つは、この参議院の在り方、これどうするかということを考える場合に、もう一つの視点として国民の意識ですね。それは都会と田舎、地方とも違うでしょうし、時代とともにも違うでしょうし、この辺もあるんじゃないかなと。それによって、どこまでその制度を改革したらいいのかということも一つ変わってくるんじゃないかと。国民がどう国政を見て、二院制をどう見ているかということが一つの視点じゃないかなというのは個人的に思っている次第です。
それと、岩井先生、大石先生のこの三年前、四年前ですか、これまた最近読ませていただきまして、実に私もう感銘するところばっかりで大変評価させていただきまして、これがなぜ具体化できなかったのか、もっと進まなかったのか、これは参議院の我々の責任かなというようなことも感じる。
そういう立場で御質問をさせていただくんですけれども。そういう意味で、逆説的な言い方かもしれないんですけれども、先ほど蒲島先生、この五十年来、参議院は自分の姿を探してきたんじゃないかと。まあ確かに、いろいろ過去のいろんなことを教えてもらいますと、参議院あるべしという、参議院はこうあるべしということでずっと過ごしてきていながら、実はそうあり得なかった。要は、何か我が身を鏡に映して脂をたらたらと垂らしていたのかなというような感じもなきにしもあらずですけれども。
私個人的には、流すだけでなくて流すに足る改革の要素があるということは思っておるんですが、ただ、しかし、これだけ長く続いてきて、それだけでは済まないような気がいたしまして、したがって今こういう会が持たれていると思うんですけれども。やはり現実的に、じゃ具体的に、今まで参考人の先生方はこうあるべしという、どちらかというと、そういうお話を伺ったと思うんですが、現実に今こういうところが国民の批判になっているとか、国会議員がそのジレンマとして感じているのか、あるいは学術的におかしいのか、その辺を具体的に教えていただきたい。
ただ、変える必要がない、蒲島先生は余り変える必要がないというような御意見でしたから、大石先生と岩井先生ですね、順番いつもこうだそうですので、大石先生の方からもしお願いできたら、お願いします。