中島章夫の発言 (憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会)

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○中島章夫君 民主党・新緑風会の中島章夫でございます。
 三人の参考人の方々、大変参考になる御意見をありがとうございました。
 私は実は、一九九三年の細川内閣のときの日本新党からスタートをいたしておりまして、その後の動き、たまたま衆議院に一期、席を置いた経験も持っております。その前は実は役人をしていた経験もあるものですから、いろいろ考えさせられるところが多うございました。
 ちょっと前提を申し上げますと、私の考え方の。九三年以来、国民の非常に政治的な関心が高まっておりまして、そしてまた、本当を言いますと、今二つの、二大政党というふうに選挙制度の上から二つに無理やりに押し込められるようにしてきておりますけれども、実際にはあのころから連立内閣の時代に入っていると私は見ておりまして、昔の意味でいえば。それぞれの政党が多様な意見を持ち込んで、その中に抱えているというのが実態であろうと思います。
 そこで、最初に飯尾参考人にお聞きをいたしたいんでありますが、先生のおっしゃるこの日本型議院内閣制というのは大変面白い御指摘でありまして、大事な御指摘でありまして、特に官僚内閣制という表現を別のところでなさっておりますけれども、本来なれば、国民が選挙によって多数党に政権を与えて、総理大臣をそこで選んで内閣を編成させまして、そして国務大臣を選んでくると。国務大臣というのは総理大臣の指示に従って下僚である役所を使っていくというのがもちろん筋、それが議院内閣制としての筋の通り方だと、正に明快であろうと思うんでありますが。国民の側からいたしますと、今、どちらの政党という際に、政策の明快性あるいは優秀性で多数党を選んだとは私には必ずしも見えない。いや、これはいろいろ差し障りがあるのかもしれませんが、そういうふうに思うんです。
 実は、現実の問題として、そういう実際の官僚内閣制的な、つまり、我が国が長い間、官僚を動かして、官僚が中心、出過ぎたところがあって、それにチェックを掛けていくという、どちらかというとそういう段階ではないかという気がしておるんですが、そういう機能を持った安定感のある方の政党にずっと政権を与えてきていると、こういう感じが私にはするわけでございます。
 そこで、飯尾参考人に一つお伺いしたいのは、内閣法で、三条でありましたか、とにかく各行政事務は省庁の大臣にまず一義的に分担をさせられていて、そして大臣が責任を持って閣議において全会一致で方針が決まると、こういうことになっているわけでありますが、そういたしますと、正に官僚、その前の次官会議も含めまして、官僚支配というものが、どうしても先生が指摘をされる議院内閣制の筋が通らないというシステムが今いまだに残っているわけです。これを破っていく方法というのはあるのかないのかということをまず御意見をいただきたいと思うのでありますが。

発言情報

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発言者: 中島章夫

speaker_id: 12939

日付: 2004-05-19

院: 参議院

会議名: 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会