田英夫の発言 (憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会)
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○田英夫君 最初にちょっと私の意見を申し上げた後、御質問をいたしますが、選挙制度について、参議院の選挙制度、参議院ができて以来、三通りになるかと思います。私は、実はその全部を体験いたしました。三通りとも地方区というのはあるわけですから、それも含めて体験をいたしました。その体験からすると、今の非拘束名簿式比例代表制というのは最悪だと実は思っているんです。
〔小委員長退席、武見敬三君着席〕
なぜかといいますと、一つは、政党化する、それも、衆議院の選挙制度とエリアの大きさ、つまり地方区のエリアの大きさが違うだけであって、ほぼ全く同じなんですね。したがって、本当に第二衆議院みたいになってしまう。そのことが最大の理由である。
と同時に、この比例代表選挙というのは、少数者をも出せるということ、理論的にはそうなんですけれども、現実にやる側になってみると、小会派、あるいは例えばNGOの皆さんの活動がこのごろ非常に活発であって、平和運動だとかあるいは自然保護だとか様々の問題のテーマを決めて活動しておられる。本当を言えば、あのNGOの皆さんが一つの政党なり政治団体を作って出てこられる、そういう制度が望ましいのではないかと思いますが、実際には、それは政党の知名度といいますか政治団体の知名度がないためになかなか出られない。
そんなのは三年に一度あるの分かっているんだから、今度選挙終わったらすぐに政治団体結成して、NGO何とかという政治団体で準備しておきゃいいじゃないか、大いに活動すればそれは知名度は高まるんだと。これは、理屈はそうなんでしょうけれども、現実の問題としてはなかなか出られない。
先ほど、飯尾さんは、やはり同じように、少数者でも出られる制度が望ましいと言われましたが、それは実際にはどういう制度になりますか。