浅尾慶一郎の発言 (厚生労働委員会)

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○浅尾慶一郎君 是非、事実であるとするならば、厳正な処理をしていただきたいということを再度申し上げさせていただきたいと思います。
 そこで、年金の法案について質問をさせていただきたいと思いますが、私は、今回の政府が提案をいたしました法案、百年安心の法案だということを言われておりますが、とても百年もつものではないというふうに申し上げたいと思います。と申しますのは、この年金の問題が抱えております五つの問題点、五つの矛盾点について何らその解決を示していないということであります。
 その五つというのは、申すまでもありませんが、一つは、働く場所、働き方によって加入する年金の制度が違う、厚生年金、共済年金、国民年金と様々制度が分かれているということであります。それから、共働きの世帯とか独身の人も増えているわけでありますが、そういう方々から見ると、いわゆる第三号被保険者の問題について、この中では解答がないんじゃないかな、解決がされていないんではないかなというふうに考えております。それから、世代間の給付と負担のバランスということについても今回の法案では解決が見えていないと。
 この一から、今、一個、二個、三個、申し上げましたこの点については今までいろいろと言われてきたことでありますが、あわせて、国民年金の未納による時効が約八兆円ということも明らかになりました。それから、その八兆円の中には実は未加入というものが含まれていないということも明らかになったわけでありまして、そうした問題についても余り解決が見られていないんではないかなというふうに思います。
 ここまでが四点でありますが、もう一点、実はこれからこの点について質問をさせていただきますが、五割を、現役世代の五割を保障するという法案の中身になっていますが、その法案を詳細に検討しますと、厚生年金の被保険者、いわゆる加入者が減ってしまうと五割が保障できないという実態が明らかになっております。
 その点に関して、まず、経済産業副大臣、お越しでいらっしゃいますが、経済産業省としては、前に保険料、厚生年金の保険料が二〇%になると相当な失業者が増えるということでありましたが、今度一八・三%になることによってどの程度失業者が増えるというふうに判断をされておられるか、御答弁をいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 115914260X01820040520_009

発言者: 浅尾慶一郎

speaker_id: 14944

日付: 2004-05-20

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会