日笠勝之の発言 (厚生労働委員会)

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○日笠勝之君 たしか去年の、社会保険庁が「国民年金納付実績と今後の収納対策」ということで七月二十四日に出されておりますこの報告書を見ますと、「制度的対応の検討」という中で、「未納者に対する社会保険料控除の手続きの見直し」ということがちゃんと入っていますよね。「税制改正において国民年金保険料の社会保険料控除の手続きについて、納付証明書類の添付等を義務づけること等を検討・要望する。」と、せっかく去年の七月にそう提案されたんですが、年末の税制改正では、余り社会保険庁の声が大きくなかったんでしょうか、改正をしておりませんが、これを奇貨として、この要望どおりやらなきゃいけないんだろうと。追納の件では、時限的であれ特例的であれ、やらなきゃいけないだろう、こう思っておりますので、その方向で、三党の合意に基づいて自民、民主、公明の中でしっかりと議論をしていきたいと思うところでございます。
 それでは、税の関係終わりますから、両担当者、結構でございます。
 さて、続いて、いわゆる私どもがまだ学生のころでしょうか、若かりしころでしょうか、いわゆる個人年金と公的年金は何が違うかというときに、このように聞いた覚えがあります。個人年金というのは、皆さんの集めたお金を人件費だとか事務費だとか、いろんなところへ使った残りを運用して果実を付けて、いわゆるお約束どおり年金としてお渡しすると。しかし、公的年金は違うんですよ、皆さんから集まったお金はもうそっくりそのまま運用して、人件費も事務費も全部国が負担するんですよと、こういうふうに昔聞いたような気がいたすわけでございます。
 そういう中にありまして、最近はなかなかそうでもないよと。人件費の方は国庫負担だけれども、事務費の方は一部、一千億円ほどこの保険料から支出しておる、こういうことでございます。これは国の財政の厳しき折柄、特例の措置でこうなっているんだというふうに理解しておりますが、そうは言いながら、この保険料で使ういろんな諸経費、これはもうとことん、ぎりぎり切り詰めないと、先ほど申し上げたようなことがなかなか国民の皆さんに言えないわけですね。
 そこで、厚労省、社会保険庁は、年金資金をどのようにいわゆる効率化、無駄をゼロにするといいましょうか、無駄を削減する、こういうことに努力されておるか、また今後どのように努力しようとするかということについて何点かお聞きしたいと思います。
 そこで、厚労省及び社会保険庁からデータがある平成十一年ぐらいからの施設整備費の入札方法と予定価格と落札価格の一覧表をいただきました。膨大な数でございます。膨大な件数でございますので一々申し上げられません。しかし、ざっと見て言えることは、どうも指名競争が多いねと、指名競争入札が多いと。それからもう一つは、落札率がもうほとんど九五%以上が非常に多い、これが実感でございます。
 先日、五月十九日、参議院の決算委員会がありまして、このような問題について竹島公取委員長がこのように言っていますね。統計的に九五%を超えるような落札率の場合は何かあるんではないかというふうに受け取られるのが普通だと思います。いいですか、公取委員長がそう言っているんですよ。落札率九五%を超えるような場合は何かあるんではないかと、ぴんときなさい、こういうふうに言っておる。
 それで、皆さんからいただいた資料を見ると、まあ何と九五%以下を探す方が難しいぐらい。これ一体どうなっているんですか、この入札は。入札方法、例えば電子入札をするとか郵便入札をするとか、そういう入札、それから指名競争だって一般競争入札をするのが普通じゃありませんか。十社、指名競争でも十社ですよ。そういうふうに見ますと、随契も多い、非常に多い、随契。
 ということで、今まで厚労省及び社会保険庁は施設整備費の入札方法は一体どうやっていたのか。なぜこの九五%以上、公取委員長までが何かあると考えるのが普通だというふうなことをずうっとほっておいたのか。今後、これについてはどうしますか。どうぞ。

発言情報

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発言者: 日笠勝之

speaker_id: 18039

日付: 2004-05-25

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会