逢沢一郎の発言 (行政監視委員会)
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○副大臣(逢沢一郎君) 松村先生から御指摘をいただきましたように、先般、イラクにおきまして、邦人三名、またその後に二名の方が誘拐をされ拘束をされるという、あってはならない事件が起こりました。
四月八日、日本時間の夕刻でございましたけれども、イラクにおいて三人の邦人がどうやら誘拐をし拘束をされている、そういう第一報が届きました。直ちに政府は対策本部を立ち上げ、また現地にも緊急対策本部を立ち上げる必要がある、そのような判断が下され、私がイラクの隣国ヨルダンのアンマンに設置をされました現地の緊急対策本部の責任者として直ちに当地に赴いたわけでございます。
私どもに課せられた使命は、できるだけ早く無事、誘拐をされた三人の邦人を解放し、そして保護する、そして速やかに日本に御帰国をいただく、そういった使命であったかと承知をいたしております。現地におきましても、緊密に東京の官邸また外務省当局と連絡を取りながら、また周辺国の大使館、もちろんイラク・バグダッドにございます大使館等々と緊密な連携、連絡を取り、またヨルダン政府また公安関係者等々、数多くの関係国、関係機関と緊密な連絡を取りながら、情報の収集、分析、そして的確な救出のための対策を練り上げる、実行に移していく、懸命な努力をさせていただいたところでございます。
特に、現地におきまして私ども意を用いましたのは、情報の言わば徹底した管理でございました。また、時に報道では、情報が必ずしも十分集まってないんではないか、そういうふうに報ぜられる局面もあったように記憶をいたしておりますが、それは逆でございまして、種々様々な情報等々が寄せられておりました。しかし、その情報の中身を十二分に吟味をする、その確度がどの程度高いものであるかということを判断する、そのことに大変なエネルギーを割いたということを率直に報告をさせていただきたい、そのように思います。
しかし、いまだなおかつ複数の国の多くの方が誘拐をされ、束縛をされている状況が引き続き続いておりますし、また、三人の方々の解放に直接間接かかわっていただきました宗教関係者、また部族の関係者の方々、イラクの政府関係者、また多くの方々の安全やまたお立場にも十分配慮しなくてはならないということがございまして、したがいまして、政府はどのような情報を入手をしていたのか、あるいはどのような解放に向けての具体的な行動を取っていたのかということについては、この場で具体的に申し上げさせていただくことは差し控えをさせていただきたいというふうに存じます。
いずれにいたしましても、私ども、目的は一つでございまして、一刻も早く邦人の無事解放、保護を実現をするということでございましたが、国会の先生方等々、また多くの国民の皆様方の御支援もいただき、約八日間で無事目的を達成することができました。心から感謝を申し上げ、御報告の一端とさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。