柏村武昭の発言 (総務委員会)
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○柏村武昭君 いずれにしても、世帯数ごとよりもやはり人数で取るとか、そういったことも一つのこれからの課題ではないかと私は思いますが、次に放送番組の中身について伺います。
私は、今まで三十五年間のマイク生活を終えましてこの議員生活に入ったわけでございますが、したがって、日本語は私の大切な商売道具でございます。正しい日本語、美しい日本語を用いることに細心の注意を払ってまいりましたが、その経験から言いますと、最近、やたら片仮名言葉や役所言葉が使われていることが気になって仕方がありません。これはテレビに限らず新聞でもそうなんですが、例えば今、コンプライアンスという単語がもう日常茶飯事のように使われている。しかし、こういう単語は私の田舎に住んでいる母親なんかは絶対分からないはずです。それを平気で使っているところに、恐ろしいことだと僕は思うんですが、本当に読み手や視聴者のことを考えずに自分たちだけが満足してそういう言葉を使っている。これでは言葉をやり取りする相手に対して何とも不親切、いや、むしろ失礼ではないかと私は思うわけでございます。コンテンツとかバリアフリーとか、モラルハザード、コージェネレーション、分かりもしません。
特にNHKに対して言いますと、これ、ちょっとこの間見たんですが、あのNHKアーカイブスというのは何ですか、あれは。簡単に言えば映像博物館と言えばいいんじゃないんでしょうかね。NHKアイテック、分かりません、全然意味が。それを平気で付けるその神経が分からないわけでありますが、用法だけでなく、日本語そのものをNHKから壊さないでもらいたい、大切にしてもらいたい。
私は、テレビの世界でも政治の世界でも、視聴者や国民の皆さんとの共感と感動こそが最も大切なことではないかと思います。ですから、NHKのアナウンサーや制作部門の人たちにも心の通った言葉遣いに意を尽くしてほしいと願っております。
海老沢会長はどのようにお考えでございましょうか。今後、どのような処置あるいはまた対策、改善策を取るおつもりでしょうか。どうぞ。