椎名一保の発言 (総務委員会)
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○椎名一保君 自由民主党の椎名一保でございます。
お許しをいただきまして、何点か質問をさせていただきます。
放送のデジタル化や通信と放送の融合など、今正にメディアの大変革期でございます。また、情報社会が進展する中で、とりわけ公共放送のNHKの役割は大きなものがあると思います。
そういう中で、海老沢会長は昨年七月、NHKの会長に三選されたわけでございますけれども、こうしたメディア環境が激しく変化する極めて重要な時期にかじ取り役を担われたことは、非常に責任の重いことであると理解するところでございますけれども、三選に当たりまして、その新たな経営理念として、改革と実行、公開と参加という二つの経営理念に加えまして、新たに向上と貢献を掲げられましたけれども、この向上と貢献は具体的に何を目指すものであったのか、改めてお伺いをしたいと思います。
続けてもう一点、会長に。
こういう急激に発達したメディア社会におきまして、慢性的にあふれ出る情報社会の中で、国民の心の中に不安定感や精神的な動揺があるわけでございますけれども、これは我々政治の社会に生きる者も反省しなければいけないんですけれども、政治においてはその政党の支持率とか、映像、映像メディアにおいては視聴率、それから新聞においては販売部数と、そういう目的意識が先行いたしまして、どうしてもポピュリズムが蔓延していく。それをジャーナリズムがあおってしまう、我々も含めましてですね。そういう傾向があるように思われますけれども、かつてはその国民の心の中にあるそういう不安定感や精神的動揺を、学者なり時の評論家なりが先行きのその行き方を示されてきたというようなことがあったと思うんですけれども、NHKの会長をおやりになられました阿部真之助さんとか、いろいろおられたわけでございますけれども、NHKの会長として、そのような役割、責務ということに対しましてどのようなお考えをお持ちか、会長に取りあえずこの二点についてお伺いいたします。