田村憲久の発言 (文教科学委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○大臣政務官(田村憲久君) 先生おっしゃられますとおり、大変今、我々の身の回りで放射線利用というものは進んでおるわけでありまして、我々の生活に切っても切れない、そういう存在になっておると思います。
ちょうど昨日、私、日本アイソトープ協会の滝沢研究所に行ってまいりまして、いろいろと視察をさせていただきました。
例えば、農業用の肥料等々とあそこの医療用の廃棄物、RIの廃棄物、これを比べますと、放射線の濃度といいますか、レベルは廃棄物の方が低かったりするわけでありまして、半減期が短いものでありますからそうなるんでありましょうけれども、そう思いますと、やはりその点を十分に国民の皆様方にも御理解をいただきながら、またそれが危ないものに対しての自らのある意味での防御にもなるわけでありますから、教育、啓蒙というものも大変重要だと思います。ちょうど人間が火を扱い始めたころに似ておるのかななんて気がいたしておりまして、もろ刃の剣といいますか、そういう中において、焼けば保存はできるんですけれども、しかしながら自らも焼いてしまう可能性がある、今ちょうど放射線に対してはそういう我々は認識なのかな。
そうなりますと、教育ということなんですけれども、実は今、例えば日本原子力文化振興財団におきましてはホームページでいろんな啓蒙をされておられます。それだけではございませんでして、例えば、小中高等学校の教員の方々を対象に原子力体験セミナーというものを放射線利用振興協会がやられておりまして、実績で、十五年度、四十四回、一千三百四十二人の先生方がこれをお受けになられておられます。また、中学校や高等学校等への講師の派遣ということでございまして、これは先ほどの日本原子力文化振興財団がやられておられるんですが、昨年度ベースで四百二十三回、二万六千六百二十八人の学生の方々がこういうものをお受けになられておられます。
それでも一部だというお話もあるんだと思うんですが、今、学校教育におきましても、指導要領等に基づきまして、理科等においてこの放射線の利用や性質、こういうものに対しての授業を行っていただいておるわけでありますが、何分、私も今、先生から御講義をいただきまして何となく分かったかなという気はするわけでありますが、難しいものでありますから、どうやれば子供たちにこれが理解していただけるか、これからもいろいろと模索をさせていただきながら、是非とも教育の方、啓蒙の方は進めてまいりたい、このように思っております。