伊藤和子の発言 (法務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(伊藤和子君) 欧米でも、まずは一番最初は糾問的な自白というものがなされて、自白は証拠の王様というふうに言われてきました。私もアメリカに伺いまして様々な捜査官の方とお話しする機会もありましたが、ミランダ・ルールというものが確立をされ、州によっては取調べの可視化も実現しております。そういう中でもうかなり、それまでの自白中心ということから転換をして物証中心の立証に切り替える、科学的な立証に切り替えるということを、もうそのように決めてしまえば、その後はそういう形での捜査の手法というものが確立されていくものではないかというふうに思います。
そういう点でいいますと、特に問題はないのではないかと思います。どうしても自白を求めるというふうになりますと、どうしても糾問的になっていってしまいます。例えば、アメリカの今イラクで行われているようなあの捕虜の虐待のような、そういった不幸な事案にまで到達しかねないということがあると思います。やはり、日本の文化として、そのような糾問的な手法に至りかねないような密室での取調べというのは、是非この二十一世紀を機に廃していただきたいというふうに私は考えております。