細田博之の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○国務大臣(細田博之君) 国交正常化と言っておることを全般的に申しますと、隣国である北朝鮮、既に核開発をしていると言われている、アメリカは強力に核爆弾、核弾頭の存在を主張している、そういったところと日本との関係がやはり平和的な関係にならないと、これが東アジアも含めた我が国の安全保障上、極めて大きな問題がある。したがって、基本的には友好関係が結ばれなければならない、それがベストであるということが片方であります。それは一つの命題であります。
 そして、ただしその命題の前にたくさんの障害があって、正に核は廃棄させなきゃいけない、いつものど元にミサイルと核があって、常に日本国民がおびえているという状態があってはならない。かつ、過去に拉致をされた人々、これも今一歩ずつ進めておるわけでございますが、まずは五人が帰国して、次に五人が帰国して、ジェンキンスさんとお嬢さん三人の問題があって、そしてもう氏名も年齢あるいは拉致の事実がすべて明らかになっている十名の問題についてきっちりと解決しなきゃいけない。これは我が国政府のもう基本的な立場であります。
 それを、もちろんその先に安否不明者、顔写真入りの百八十五名のポスターを作った団体もあります、そういった問題があることも我々は承知しながら、関係の省庁の連絡会議にこの人たちの実際の拉致されたという証拠をもう挙げて調べろということはやっておるわけですが、今、拉致の問題でまず言いますと、氏名まではっきりしている者が、例えば曽我ミヨシさんですね、ひとみさんのお母さんなんかは、一緒に船に乗せられたわけですから、もう被害者であることははっきりしている。それを幾ら問うても、いや、それは知らない、承知しないというのが二人おりますね。あとの八人は、いや死亡したと。その証拠も、あいまいかつ非常に不適正な、不適切な証拠でお亡くなりになったと言っているわけです。
 だから、我が国政府は、それは到底信用せずということで今回も強く強く小泉総理から交渉して、向こうは、そこまで言うなら分かった、早急に再調査をして返事をしようということですから、こちらからも、いや、かくかくしかじかの人物でありこういう者である、早く返事をよこせと、あなたのところからもらった過去のデータは百五十項目にわたる大変な虚偽などに満ちておって全く信用できないからと、この交渉が始まったところでございまして、向こうもさすが、金正日国防委員長が分かった、調査しようと言ったことを受けて一応動き出しておりますから、こういうふうに一歩一歩行かなきゃいけないということを是非御理解をいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 細田博之

speaker_id: 21213

日付: 2004-06-15

院: 参議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会