緒方靖夫の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○緒方靖夫君 日本共産党の緒方靖夫です。
 北朝鮮問題は、国際的な位置からいっても歴史的な経緯からしても、また今日の日本をめぐる諸問題の解決するという点でも非常に重要な問題であると考えます。この問題を取り組む大きな目標として、一つは戦争も動乱も絶対に起こさないこと、拉致問題を解決する、全面的に解決すること、それから日本が過去の遺産を清算すること、この三つの目標が非常に重要であると考えるわけです。
 戦争も動乱も起こさないということは、ただ単に危機を作らないということ、そういう消極的なことだけじゃなくて、北東アジアに本当の平和を作っていくという点でも非常に大きな展望を作るものだと思います。
 過去の遺産の清算ということでいえば、日本が朝鮮半島を植民地にしてきた一九一〇年から四五年の間、その負の遺産を清算する。そしてまた同時に、日本が侵略戦争をするとか、あるいはまた植民地支配をする、そうしたことで残っているただ一つの国が北朝鮮問題だと。その点で、過去の戦争を正確な意味で終わらせるという、そういう意味を持つと思います。
 拉致問題は七〇年代後半から八〇年代初めにかけて引き起こされたことですけれども、言うまでもなく日本人の生命、安全、人権が重大な侵害を受けたという点で許されない、そういう問題であると考えるわけです。
 そういう以上述べた三点をやはり包括的に全体的に解決していく、このことが非常に重要だと考え、私たちはこれまで主張し行動してまいりました。小泉首相の二度の訪朝と日朝平壌宣言、そして今回の再確認ですね、これは我々の立場からいっても非常に重要な意義を持っていると考えております。我が党はもちろん野党であり、そしてまた政府批判においてはその厳しさにおいて人後に落ちない、そう考えておりますけれども、しかし同時に、いいことはいいと、そういう立場で考えているわけです。
 その点でお尋ねしますけれども、北朝鮮問題についての政府の立場、方針、これは私が以上述べたような方向で進められていると理解しておりますけれども、その点について端的にお伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 115915253X00220040615_027

発言者: 緒方靖夫

speaker_id: 18665

日付: 2004-06-15

院: 参議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会