脇雅史の発言 (予算委員会)

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○脇雅史君 標準的な価格、現在行われている例えば一メーターの穴を掘るときに、どれだけの人間の手で手間が掛かるか、どれだけの例えば資材が要るかと。そういう人件費、資材費、機械経費というのをすべて標準的なものを足して、そして積み上げて予定価というのが現状では積算をされている。つまり、これは現在行われている標準値なんですね。標準値であれば、標準より高い契約があったっておかしくないんです。標準値イコール上限値という考え方は、少し法律、会計法があるがゆえに引っ張られているんですね。標準値が上限値でなければいけないなんということは本来ないんですと私は思うんです。だから、今の世の中は標準値イコール上限値というふうに、予定価といえば上限値と思い込んでいますが、これは大変な誤解があるということを私は申し上げておきたいんですね。ですから、予定価から少しでも下がらないと国が損をするという言い方がよくなされます。予定価の九十何%で落ちていたらおかしいということも言われる。
 実は、私の経験で申し上げれば、役所で予定価をはじく意識は、正に平均値を、標準値を取るんです。平均値を取って、これでやれば国は損しません、いい仕事も多分やってもらえるでしょうというものをはじくんです。それを実は最後持っていって、予定価格調書に書き込むわけですね。書き込んだ瞬間にこれが上限値に変わるんです。平均値から上限値に同じ値が変わるんです。それが今の現行の法令だと私は思っている。
 だから、予定価があって悪いとは言いませんけれども、予定価以下でやったら、より上でやったら損するとか予定価でやったら国が損をするということは一概には言えないと思うんです。もちろん、競争があって安く落ちることにこしたことはないんですけれども、それは私は反射的利益だろうと思うんですね。それを本来、目標として安ければ安いほどいいんだぞという契約が今この世の中でなされていますから、それはおかしいんではないかと申し上げているんですが、その辺について財務大臣、何か感想ありましたら。

発言情報

speech_id: 115915261X01420040322_016

発言者: 脇雅史

speaker_id: 16090

日付: 2004-03-22

院: 参議院

会議名: 予算委員会