小泉純一郎の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラクの復興、手助けするということを考えますと、イラク国内の治安をいかに安定させていくか、これが極めて重要な問題でありまして、この点については今、米英始め国際社会が共同して取り組んでいる。今後、国連が関与、役割を強めていくということが必要であり、どのような形で国連がより重い役割を担っていくかということについても現在協議中であると聞いております。
 しかし、根本的には、イラクの治安を回復する主力、これはイラク人だと思っています。イラク人であり、イラク人警察。今、イラクの方々に対して警察訓練等、共同で行っておりますが、このイラクの安定のために、まだイラク人自身がイラク人自身の治安を回復するための部隊、整っていない。
 そういう段階においては、お互い国際社会が協力していこうということで、どのような取組がいいかということを現在でも、国連の関与なり、各地域が、各部隊が、各国が派遣して、どの地域にその自らの役割を果たすかということで、イラク国内でそれぞれの部隊が汗を流しているわけでありますが、日本はこのテロ掃討作戦、治安部隊というものを派遣しておりません。日本の役割は特定の地域における復興支援、人道支援であります。
 それぞれの国にはそれぞれの国の事情があります。そういう中で、その国がどのような自らの国としての、イラクの復興に支援、協力できるかというのは、一国一国それぞれ主体的に考えていくべき問題でありますが、日本としては、ここまで来たイラクの復興支援作り、これを決して失敗させてはいけない、何としても成功させることがイラク人のためであり、日本のためであり、世界の平和と安定を考えると欠かすことのできない大事な活動だという認識をしておりますので、できるだけ国際社会、いわゆる国連がこのイラクの問題に積極的に役割を果たすように、今各方面に働き掛けているところでございます。

発言情報

speech_id: 115915261X01520040323_003

発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 2004-03-23

院: 参議院

会議名: 予算委員会