中川坦の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○中川政府参考人 お答えを申し上げます。
 ワーキンググループでは、BSEに関しますさまざまな問題につきまして、日米双方の専門的、技術的な知見を整理するということで作業が行われまして、先般、報告書が取りまとめられました。
 その中で、日米の間で見解が一致した点でございますけれども、まず一つは、BSEの検査につきまして、今先生もおっしゃいましたが、若い牛について、現在の検査方法では、蓄積された異常プリオンたんぱくの検出はありそうにない、検出限界があるということでございます。二つ目としまして、特定危険部位の除去は人の健康を確保する上で非常に大事な点であるということ。それから三つ目として、ごくわずかな感染源物質を摂取するだけでもBSE感染というのは起こってしまうので、飼料規制、えさの規制というのは大変大事だというふうな点が共通の認識としてございました。
 また一方で、日米間で見解が異なる主な点といたしましては、一つは、屠畜場のBSE検査の目的でありますけれども、日本では、感染牛を見つけてそれを排除することによって牛肉の安全性を確保するということが目的であるとしておるのに対しまして、アメリカでは、BSEの検査というのは、BSEの浸潤状況、蔓延の状況、あるいはBSE対策の効果等を検証する、いわゆるサーベイランス目的でやっているという点が大きく異なってございます。
 もう一つは、アメリカは自分の国でのBSE対策を十分だというふうに評価をしているのに対しまして、日本から見ますと、アメリカのサーベイランスのあり方、あるいは飼料規制のあり方等には問題があるのではないかという点を指摘したところでございます。

発言情報

speech_id: 116005007X00120040804_020

発言者: 中川坦

speaker_id: 6291

日付: 2004-08-04

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会