小平忠正の発言 (農林水産委員会)
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○小平委員 おはようございます。民主党の小平忠正です。
きょうは、臨時国会が開催されまして、非常に短期間でありますが、当委員会、一般質疑で、私も、今当委員会が抱えております幾つかの重要課題がありますので、駆け足になりますが、幾つかの点について大臣を初め政府に質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
特に、大臣はジュネーブに行かれまして、時差の関係もあり、この時間はまだ向こうは夜中ですから、きょうあたりは眠いかもしれませんが、そこのところ、大変でしょうけれども、ひとつよろしくお願いしたいと思います。今、西川議員からは、与党ですから、当然、応援質問がありましたが、特に私からは少し辛口の質問になると思います。
そこで、私は、まず、どうしても感じますことは、今回の交渉、成果はあった、そのように言われております。今、西川さんもそうおっしゃられた。多分、私は、今回のこのことについては、アメリカを初め各国が、自国に帰って、所管の委員会では同じようなことを言っていると思います、自国に都合のいいように。ですから、この同じ話を別な国で聞いたら、まるっきり違うことを間違いなく言っていると思います。これが今回の交渉の結果であります。すべて先送り。何ら決まっていない。
この後、香港に向かってですか、来年の暮れに向かって、これからいろいろな交渉が展開されますが、まだまだ決まっていない、それが偽らざる今時点での現実であると私は思います。そのことを申し上げておきたい。
そしてもう一点は、私がジュネーブの交渉を遠くから見ておりまして感じましたことは、今回、ウルグアイ・ラウンドの当時から見ると大分様相が変わってきました。特に、今回はあのころから見ると、加盟国も二十カ国ふえたわけですから総数百四十七カ国。しかも発展途上国が大きくふえてきた。その勢力バランスも大きく変わってきた。かつては、日本やEUあるいはケアンズ、そんなことがありましたけれども、今やケアンズという言葉はもう出ておりません。変わってG10ですとかG20とか、あるいはG30ですか、いろいろなあれがありますが、特に最終段階においてはG5、これが大きく前へ出てきました。
このG5、何かというと、アメリカ、EUそして豪州、インド、ブラジル。なぜ日本は入っていないんだ。世界に冠たる貿易立国が、WTOというのは農業初め各般にわたる貿易問題ですね、そういう中で、その大事な会合の中になぜ日本が入っていないんだ。日本からは、亀井大臣を初め、あるいは経産省、中川さんも行かれたんでしょう。しかし、肝心の我が農水大臣がそこに入っておられない。まるっきり蚊帳の外である、ただ首を長くしてその交渉の行方を見守っていた、これが実態であります。まことに残念きわまりない。
それで一つお伺いしたい。きょうは外務省、経済局長は見えていないようなので、かわりの方が来ていますね。
私は、この交渉は、もちろん所管の、いわゆる農業交渉であるならば農水大臣でありますけれども、外務省というのは、いろいろな対外案件、いろいろなことに当たるために、在外公館を置いて、大使館とか領事館を置いて働いてもらっている。そのために大事な血税を投じて、国民の税金を投じて、そういうところを、機関をつくって頑張ってもらっている。これが外務省の役割ですよね。
ということは、亀井農水大臣がしっかり仕事ができるように、大事な会合で発言できるように、根回しをし、各国との交渉をし、裏方をやって、そういう場面をつくることが、これは私は外務省、在外公館の大きな役割だと思っていますが、今回、そういうことがあったのかなと。何をしておられたんだと大きな疑義を感じています。
そんなことを含めまして、どっちを先にしましょうか、まず大臣から、どういう経緯があったかということを含めてお聞きし、その後、外務省からは、どういうことをされておったのか、そこを私からはお聞きしたいので、よろしくお願いします。