井上喜一の発言 (災害対策特別委員会)
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○国務大臣(井上喜一君) 今、この二班の委員会派遣の御報告をお聞かせいただきました。
まずもって、本年七月の梅雨前線豪雨でお亡くなりになりました皆様方に対して御冥福をお祈りいたしますとともに、また被災の方々に対してもお見舞いを申し上げる次第であります。
政府といたしましては、被災者あるいは災害復旧につきまして全力を傾けて今後は取り組んでいきたいと、こんなふうに考えております。
私どもも、新潟、福井両県の知事さん始め関係の市長さんからもお考えを承っておりまして、できるだけそれにこたえるべく今懸命に努力をしているところでございます。特に、要望の中心は激甚災の指定、特に本激の指定をしてほしいと、こういうことでございまして、今関係の両県の市町村の方から被害の状況につきまして報告を受けているところでございます。
御承知のとおり、激甚災の指定といいますのは、全体の被害の規模の大きさでありますとか、あるいは特定のところに被害が集中しているのかどうかでありますとか、あるいは関係の自治体の財政力等々を勘案いたしまして最終的に決定するものでございますけれども、今までのところ、この災害の規模の大きさからいきまして、私どもといたしましては本激に当たる可能性が高いと、可能性があると、そういう具合に認識をしておりまして、そのような考えの下に今細かな計数を集計をしていると、こういうことでございます。何といってもこれは数字で最終的に判断をするものでありますから、集計をいたしまして激甚災に該当するということになりますれば八月中には激甚災の指定を終えたいと、こういうような考えでいるところでございます。
このたびの災害を振り返ってみますと、これまでの災害と違った状況が出てきておりまして、いろいろとこれまでの防災対策につきましても考えさせられるところがあったというふうに思います。警報の、情報の出し方とか、その情報を受けていろんな避難の勧告、あるいは避難の措置等の出し方の問題、あるいは避難についての高齢者に対する対応の仕方でありますとか、あるいは危険箇所につきましての点検だとか、いろいろとこれは検討すべきことがあったと思うんでありまして、それらの問題点につきましても今関係省庁の中で検討を進めておりまして、早急に結論を出しましてこれからの防災対策に生かしていきたいと、そんなことで取り組んでいる次第でございます。