吉川元偉の発言 (安全保障委員会)
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○吉川政府参考人 お答え申し上げます。
ファルージャでの総攻撃の状況と、それがほかの地域、特にサマワ近辺にどういう影響を与えているかというお尋ねであったと思います。
まず、ファルージャにおきまして八日以来イラク治安部隊と駐留米軍が行っておりますいわゆる掃討作戦ですが、これは私どもの認識といたしましては、イラク政府が法の支配を回復し、明年一月末までに選挙を実施するためのやむを得ざる措置だというふうに認識しております。
先生今御指摘いただいたように、ファルージャにおける掃討作戦と並行して、ファルージャ以外のところで幾つかの事件も起きております。新聞に大きく出ましたが、九日にはアラウィ首相の御親族三名が誘拐されて、拉致した集団は、解放してほしかったらファルージャ攻撃を停止しろというようなことを条件にしております。バグダッドの中での自動車爆弾とか若干のことが起きておりますが、これらがファルージャとどういう関係にあるのかというのは、さっきの拉致の事件を除きますと、必ずしも明らかではございません。
それじゃ、サマワはどういうことになっているかということですが、日本時間の昨夜の時点で、私ども自衛隊の宿営地の中に外務省のサマワ事務所を開いておりますが、サマワ事務所が非常事態宣言を受けて、いろいろな方々との情報収集をやっております。例えば、東京にもいらっしゃったハッサーニという県知事さん、それから県警本部長、県の評議会の議員さん、議長さん、それから先ほどお話あったようなオランダ軍を含みます現地で活動している多国籍軍、こういう方々とかなり細かく情報収集に努めております。
昨夜の段階では、サマワを含むムサンナ県全体におきまして、何らかの具体的な措置がとられた、また不穏な動きが、新しいものが動いている、そういった情報には接しておりません。