大野功統の発言 (安全保障委員会)

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○大野国務大臣 赤城先生御指摘の点は、本当に大事な点だと思っております。
 いろいろな脅威の場面があります。だから、それに対してこたえていく、対応していかなきゃいけない、そのことは多機能という言葉であらわしております。それからもう一つ、しかしながら、この多機能で、この部隊はこの脅威だけ、この部隊はこの脅威だけといって積み上げていきますと、もう大変な数になってしまう。したがいまして、多機能弾力的といって、弾力性で、一つの部隊でいろいろな場面に対応できるようにしていこう、こういう考え方でできているわけでございます。
 しかし、その根本は、今まさに赤城先生おっしゃったように、いろいろな脅威が多様化している、いろいろな場面が出てくる。特に私、先生がおっしゃった島嶼部の防衛とかテロに対する問題、ゲリラに対する問題、これ以外にも申し上げたいのは災害派遣の問題であります。新潟県中越地震で、最高一日当たり四千四百人以上が出ております。今三千百人か二百人になっておりますけれども、この問題だって、やはり自衛隊が全国にきちっと展開していないと、直ちにその場面に対応できるということにはなりません。また、今回の安全保障及び防衛力に関する懇談会の提言におきましても、やはり国際業務というのを本来任務にしていこう、こういう提言がありまして、私は本当に示唆に富むものだと。
 つまり、安全とか平和というのは、事前にいろいろ協力する、そして何か紛争が起こった後にも、やはりその紛争の後、復興活動に参加する、こういう意味で大変大きな示唆に富むものだと思っております。こういう国際的な展開をするのも、これはやはりマンパワー、先生おっしゃるように人間力の問題であります。
 こういう意味で、本当に日本が、自分の防衛、それから同盟国との協力関係、そして世界平和という幅広い視野で見ていく、あらゆる面でこのマンパワーということを注目、力を入れていかなきゃいけない。ただ、その中で弾力的な対応をすることによって、厳しい財政のもとでできる節約はやっていこう、こういう考えで進めていきたいと思っています。

発言情報

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発言者: 大野功統

speaker_id: 14396

日付: 2004-11-11

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会