葉梨康弘の発言 (文部科学委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○葉梨委員 それでは、最後の質問に移らせていただきます。幼保の一元化ということについてでございます。
かつて、有馬元大臣が中教審の会長をされていたときに、心の教育の関係の小委員長を中教審の中で引き受けられた。私、ある座談会で御一緒させていただいたときに有馬会長の方から、あれは幼児期からのというのが入っているから私は引き受けたんだ、幼児期からの心の教育というのが本当に大事なんだということをおっしゃられていました。
その意味で、幼児期の教育、保育については、現在、幼保一元化というのが進んでおります。それで、二歳児から幼稚園入園を可能とする平成十五年六月の特区、これは全国的にも大分広がってきているようですが、この問題、ちょっと時間がございませんので問いは飛ばさせていただきますけれども、まだまだ評価という段階にはならないですけれども、おおむねの方向として、時期の問題は別として、多分、幼保の一元化、これは進んでいく方向にあるんだろうと理解できます。
ただ、幾つかやはり問題があります。つまり、幼稚園とか保育園の機能が似通ってくる。例えば今、老朽施設の改築補助の補助率については、幼稚園は国庫補助率が三分の一、それから保育園は二分の一になっています。財政的支援の差異が浮き彫りになってきます。総合的施設が検討されているといってもなかなか実際に難しくて、現場で起こっていることというのは、幼稚園経営者が補助率のよい保育園経営に乗り出すという幼保経営の一元化、幼保一元化じゃなくて幼保経営の一元化でございます。ですから、補助率については三位一体との関連もありますけれども、これからどのような調整、均衡を行っていくべきかということが一点。
それからもう一点は、保育園についても、先ほどの心の教育の問題もありましたが、これは重要なことでございます。やはり心の教育ということについて一定の指導や水準の確保が必要と考えます。厚生労働省任せということじゃなくて、文部科学省としての取り組みがあれば、ぜひお伺いをしたいと思います。