浅野勝人の発言 (外交防衛委員会)
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○浅野勝人君 九・一一以来、テロの撲滅を国家の目標に据えたはずのアメリカで安保政策をめぐって世論が真っ二つに割れました。国のありようをめぐってアメリカの世論がこれほどはっきりと分断された大統領選挙は初めてだと多くのアメリカの人々が感じたといいます。安保政策はその国のあるべき姿を決めますから、国民一人一人に自らの信念や生きる意味合いを考えさせ、決断を迫ります。ましてアメリカの人々にはベトナム戦争がイラクの現状にダブって映りますから、様々な思いが呼び起こされて、その結果、世論が二分されたのだと思われます。アメリカの人々の選択は日本にも少なからぬ影響を与えるに違いありませんから、私どもにも今分かりやすい安保論争が改めて求められると考えます。
日米安保条約のおさらいから入ります。
まず、日本に対するアメリカの防衛義務を明確にした五条の見返りに、六条は米軍に基地の提供を保障しています。ただ、米軍による基地の使用は米軍の都合次第で自由勝手に許されるわけではありません。日本の平和と安全及びそれと密接に関連する極東の平和と安全を維持する目的に限られています。極東という地域の防衛目的に限られているこの制約は、条約の根幹を成しています。
日米安保条約で言う極東とは何を指すのか、改めて外務大臣に伺います。