大野功統の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(大野功統君) それでは、私、申し上げたいと思いますのは、まず、歯止めといたしまして、憲法第九条で認められております自衛権の発動、これは大変大事な問題であると思います。
自衛権の発動としての武力行使というものは、やはり一番、我が国に対する急迫不正の侵害があったこと、二番、これを排除するために他の適当な手段がないこと、そして三番、必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと、これと浅野先生おっしゃいましたミサイル、長距離ミサイルが出てきたから地理的概念もというような話が出てきておると思います。
理論的に言いますと、例えば自分の防衛のため、今申し上げたのは自己防衛のための武力行使であります。例えば、遠いところから、極東の範囲の外からミサイルが飛んでくる、日本に向けて飛んでくる。これはもう、正に相手国の意図なり、意図がはっきりしている、国際情勢から見てその、もう飛んでくるんだと、飛んでくることがもう分かり切った、こういう段階で日本からその相手国へ何らかの手段を講ずる。これは理論的には自己防衛の中には入ると思いますけれども、日本はこの防衛力の考え方からしてそこまでの装備は持たないということになっております。だからこそ、日米同盟という同盟関係を大切にする、こういうことでありまして、仮に先生おっしゃる国際的に見て本当に広がりを持ってきた時代にどうするんだというお尋ねに対しましては、そのとおりの認識、分かりますけれども、我々の防衛力というのは正に自己防衛で、先ほど申し上げました必要最小限なんだ、こういうことで、さらに急迫不正の場合なんだ、排除するために他の適当な手段がないんだ、こういう観点から考えているわけであります。それを補うのが正に日米同盟であると、このように認識しております。