町村信孝の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(町村信孝君) 私は、十一月十六日から二十五日までの間外国を訪問し、チリのサンティアゴで開催された第十六回アジア太平洋経済協力、APEC閣僚会議及びエジプトのシャルム・エル・シェイクで二十七の国及び機関の外相等の参加の下で開催されたイラクに関するG8及び周辺国による国際会議に出席しました。
また、十一月二十六日から二十九日まで、日・ASEAN外相会議、日中韓外相三者委員会出席等のため、ラオスを訪問しました。
APEC閣僚会議では、WTO新ラウンドの交渉に一層の弾みを付けることで一致するとともに、APEC地域で増加するFTAにつき、交渉の際に参考とすべき諸原則をまとめました。また、我が国の提案により、APEC地域の構造改革推進のための具体的な行動につき合意しました。さらに、テロ・不拡散対策についても、優先的に取り組むべき事項に合意しました。なお、私からは、北朝鮮の核問題を取り上げるとともに、拉致問題についても各国の理解と協力を求めました。
イラクに関するG8及び周辺国による国際会議では、イラク暫定政府の進める政治プロセスの推進、治安対策及び経済復興のため、様々な努力に対し、国際社会が一致団結して支援を行うことを明確にすることができました。
日・ASEAN外相会議では、今後の日・ASEAN関係の強化について意見交換を行うとともに、昨年の日・ASEAN特別首脳会議で発出された行動計画の進捗報告書を採択し、日・ASEAN首脳会議に提出しました。また、ASEAN全体との包括経済連携協定について、来年四月の交渉開始に向け、ともに努力していくことで一致しました。さらに、国際テロリズムとの闘いにおける協力に関する日・ASEAN共同宣言を日・ASEAN首脳会議において発出することで合意しました。私からは、北朝鮮問題につき六者会合の早期開催を含めた核問題の平和解決への取組及び拉致問題の真相究明の重要性についてASEAN各国の理解と協力を求めました。加えて、国連・安保理改革の早期実現に向け、ASEAN各国の協力を求めました。
日中韓外相三者委員会では、今後の日中韓協力の方向性を示す三国間協力に関する行動戦略及び進捗報告書を採択し、日中韓首脳会議に提出しました。北朝鮮及び国連改革等の問題についても率直な意見交換を行いました。
以上で私の帰国報告とさせていただきます。