外交防衛委員会
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会
会議録情報#0
平成十六年十一月三十日(火曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
十一月十八日
辞任 補欠選任
藤末 健三君 白 眞勲君
浜田 昌良君 澤 雄二君
十一月二十四日
辞任 補欠選任
白 眞勲君 簗瀬 進君
十一月二十五日
辞任 補欠選任
簗瀬 進君 白 眞勲君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 林 芳正君
理 事
浅野 勝人君
三浦 一水君
山本 一太君
齋藤 勁君
榛葉賀津也君
委 員
岡田 直樹君
柏村 武昭君
桜井 新君
谷川 秀善君
福島啓史郎君
山谷えり子君
今泉 昭君
喜納 昌吉君
佐藤 道夫君
田村 秀昭君
白 眞勲君
荒木 清寛君
澤 雄二君
緒方 靖夫君
大田 昌秀君
国務大臣
外務大臣 町村 信孝君
国務大臣
(防衛庁長官) 大野 功統君
副大臣
防衛庁副長官 今津 寛君
外務副大臣 谷川 秀善君
大臣政務官
防衛庁長官政務
官 柏村 武昭君
外務大臣政務官 福島啓史郎君
事務局側
常任委員会専門
員 泊 秀行君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 堀内 文隆君
内閣官房内閣審
議官 増田 好平君
内閣府政策統括
官 武田 宗高君
警察庁警備局長 瀬川 勝久君
防衛庁防衛参事
官 西山 正徳君
防衛庁防衛参事
官 大井 篤君
防衛庁防衛局長 飯原 一樹君
防衛庁運用局長 大古 和雄君
防衛施設庁長官 山中 昭栄君
防衛施設庁施設
部長 戸田 量弘君
防衛施設庁建設
部長 河野 孝義君
防衛施設庁業務
部長 土屋 龍司君
外務大臣官房審
議官 齋木 昭隆君
外務大臣官房審
議官 西宮 伸一君
外務省北米局長 海老原 紳君
外務省中東アフ
リカ局長 吉川 元偉君
外務省経済協力
局長 佐藤 重和君
財務省主計局次
長 杉本 和行君
経済産業大臣官
房審議官 宮本 武史君
環境大臣官房審
議官 桜井 康好君
環境省自然環境
局長 小野寺 浩君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
(アジア太平洋経済協力(APEC)閣僚会議
、イラクに関するG8及び周辺国による国際会
議、日・ASEAN外相会議並びに日中韓外相
三者委員会への出席に関する件)
(防衛庁長官のアメリカ合衆国への訪問に関す
る件)
(日中関係と対中ODAに関する件)
(北朝鮮の軍事情勢と日朝関係に関する件)
(中国原子力潜水艦による領海侵犯事案に関す
る件)
(イラクの治安情勢と自衛隊の派遣に関する件
)
(在日米軍再編問題に関する件)
(ミサイル防衛に関する件)
(第三回日朝実務者協議と日本人拉致問題に関
する件)
(沖縄米軍基地問題に関する件)
─────────────
この発言だけを見る →午前十時開会
─────────────
委員の異動
十一月十八日
辞任 補欠選任
藤末 健三君 白 眞勲君
浜田 昌良君 澤 雄二君
十一月二十四日
辞任 補欠選任
白 眞勲君 簗瀬 進君
十一月二十五日
辞任 補欠選任
簗瀬 進君 白 眞勲君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 林 芳正君
理 事
浅野 勝人君
三浦 一水君
山本 一太君
齋藤 勁君
榛葉賀津也君
委 員
岡田 直樹君
柏村 武昭君
桜井 新君
谷川 秀善君
福島啓史郎君
山谷えり子君
今泉 昭君
喜納 昌吉君
佐藤 道夫君
田村 秀昭君
白 眞勲君
荒木 清寛君
澤 雄二君
緒方 靖夫君
大田 昌秀君
国務大臣
外務大臣 町村 信孝君
国務大臣
(防衛庁長官) 大野 功統君
副大臣
防衛庁副長官 今津 寛君
外務副大臣 谷川 秀善君
大臣政務官
防衛庁長官政務
官 柏村 武昭君
外務大臣政務官 福島啓史郎君
事務局側
常任委員会専門
員 泊 秀行君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 堀内 文隆君
内閣官房内閣審
議官 増田 好平君
内閣府政策統括
官 武田 宗高君
警察庁警備局長 瀬川 勝久君
防衛庁防衛参事
官 西山 正徳君
防衛庁防衛参事
官 大井 篤君
防衛庁防衛局長 飯原 一樹君
防衛庁運用局長 大古 和雄君
防衛施設庁長官 山中 昭栄君
防衛施設庁施設
部長 戸田 量弘君
防衛施設庁建設
部長 河野 孝義君
防衛施設庁業務
部長 土屋 龍司君
外務大臣官房審
議官 齋木 昭隆君
外務大臣官房審
議官 西宮 伸一君
外務省北米局長 海老原 紳君
外務省中東アフ
リカ局長 吉川 元偉君
外務省経済協力
局長 佐藤 重和君
財務省主計局次
長 杉本 和行君
経済産業大臣官
房審議官 宮本 武史君
環境大臣官房審
議官 桜井 康好君
環境省自然環境
局長 小野寺 浩君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
(アジア太平洋経済協力(APEC)閣僚会議
、イラクに関するG8及び周辺国による国際会
議、日・ASEAN外相会議並びに日中韓外相
三者委員会への出席に関する件)
(防衛庁長官のアメリカ合衆国への訪問に関す
る件)
(日中関係と対中ODAに関する件)
(北朝鮮の軍事情勢と日朝関係に関する件)
(中国原子力潜水艦による領海侵犯事案に関す
る件)
(イラクの治安情勢と自衛隊の派遣に関する件
)
(在日米軍再編問題に関する件)
(ミサイル防衛に関する件)
(第三回日朝実務者協議と日本人拉致問題に関
する件)
(沖縄米軍基地問題に関する件)
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林
林芳正#1
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、藤末健三君及び浜田昌良君が委員を辞任され、その補欠として白眞勲君及び澤雄二君がそれぞれ選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、藤末健三君及び浜田昌良君が委員を辞任され、その補欠として白眞勲君及び澤雄二君がそれぞれ選任されました。
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林
林芳正#2
○委員長(林芳正君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官堀内文隆君、内閣官房内閣審議官増田好平君、内閣府政策統括官武田宗高君、警察庁警備局長瀬川勝久君、防衛庁防衛参事官西山正徳君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛施設庁長官山中昭栄君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、防衛施設庁建設部長河野孝義君、防衛施設庁業務部長土屋龍司君、外務大臣官房審議官齋木昭隆君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務省北米局長海老原紳君、外務省中東アフリカ局長吉川元偉君、外務省経済協力局長佐藤重和君、財務省主計局次長杉本和行君、経済産業大臣官房審議官宮本武史君、環境大臣官房審議官桜井康好君及び環境省自然環境局長小野寺浩君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官堀内文隆君、内閣官房内閣審議官増田好平君、内閣府政策統括官武田宗高君、警察庁警備局長瀬川勝久君、防衛庁防衛参事官西山正徳君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛施設庁長官山中昭栄君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、防衛施設庁建設部長河野孝義君、防衛施設庁業務部長土屋龍司君、外務大臣官房審議官齋木昭隆君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務省北米局長海老原紳君、外務省中東アフリカ局長吉川元偉君、外務省経済協力局長佐藤重和君、財務省主計局次長杉本和行君、経済産業大臣官房審議官宮本武史君、環境大臣官房審議官桜井康好君及び環境省自然環境局長小野寺浩君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
林
林
町
町村信孝#5
○国務大臣(町村信孝君) 私は、十一月十六日から二十五日までの間外国を訪問し、チリのサンティアゴで開催された第十六回アジア太平洋経済協力、APEC閣僚会議及びエジプトのシャルム・エル・シェイクで二十七の国及び機関の外相等の参加の下で開催されたイラクに関するG8及び周辺国による国際会議に出席しました。
また、十一月二十六日から二十九日まで、日・ASEAN外相会議、日中韓外相三者委員会出席等のため、ラオスを訪問しました。
APEC閣僚会議では、WTO新ラウンドの交渉に一層の弾みを付けることで一致するとともに、APEC地域で増加するFTAにつき、交渉の際に参考とすべき諸原則をまとめました。また、我が国の提案により、APEC地域の構造改革推進のための具体的な行動につき合意しました。さらに、テロ・不拡散対策についても、優先的に取り組むべき事項に合意しました。なお、私からは、北朝鮮の核問題を取り上げるとともに、拉致問題についても各国の理解と協力を求めました。
イラクに関するG8及び周辺国による国際会議では、イラク暫定政府の進める政治プロセスの推進、治安対策及び経済復興のため、様々な努力に対し、国際社会が一致団結して支援を行うことを明確にすることができました。
日・ASEAN外相会議では、今後の日・ASEAN関係の強化について意見交換を行うとともに、昨年の日・ASEAN特別首脳会議で発出された行動計画の進捗報告書を採択し、日・ASEAN首脳会議に提出しました。また、ASEAN全体との包括経済連携協定について、来年四月の交渉開始に向け、ともに努力していくことで一致しました。さらに、国際テロリズムとの闘いにおける協力に関する日・ASEAN共同宣言を日・ASEAN首脳会議において発出することで合意しました。私からは、北朝鮮問題につき六者会合の早期開催を含めた核問題の平和解決への取組及び拉致問題の真相究明の重要性についてASEAN各国の理解と協力を求めました。加えて、国連・安保理改革の早期実現に向け、ASEAN各国の協力を求めました。
日中韓外相三者委員会では、今後の日中韓協力の方向性を示す三国間協力に関する行動戦略及び進捗報告書を採択し、日中韓首脳会議に提出しました。北朝鮮及び国連改革等の問題についても率直な意見交換を行いました。
以上で私の帰国報告とさせていただきます。
この発言だけを見る →また、十一月二十六日から二十九日まで、日・ASEAN外相会議、日中韓外相三者委員会出席等のため、ラオスを訪問しました。
APEC閣僚会議では、WTO新ラウンドの交渉に一層の弾みを付けることで一致するとともに、APEC地域で増加するFTAにつき、交渉の際に参考とすべき諸原則をまとめました。また、我が国の提案により、APEC地域の構造改革推進のための具体的な行動につき合意しました。さらに、テロ・不拡散対策についても、優先的に取り組むべき事項に合意しました。なお、私からは、北朝鮮の核問題を取り上げるとともに、拉致問題についても各国の理解と協力を求めました。
イラクに関するG8及び周辺国による国際会議では、イラク暫定政府の進める政治プロセスの推進、治安対策及び経済復興のため、様々な努力に対し、国際社会が一致団結して支援を行うことを明確にすることができました。
日・ASEAN外相会議では、今後の日・ASEAN関係の強化について意見交換を行うとともに、昨年の日・ASEAN特別首脳会議で発出された行動計画の進捗報告書を採択し、日・ASEAN首脳会議に提出しました。また、ASEAN全体との包括経済連携協定について、来年四月の交渉開始に向け、ともに努力していくことで一致しました。さらに、国際テロリズムとの闘いにおける協力に関する日・ASEAN共同宣言を日・ASEAN首脳会議において発出することで合意しました。私からは、北朝鮮問題につき六者会合の早期開催を含めた核問題の平和解決への取組及び拉致問題の真相究明の重要性についてASEAN各国の理解と協力を求めました。加えて、国連・安保理改革の早期実現に向け、ASEAN各国の協力を求めました。
日中韓外相三者委員会では、今後の日中韓協力の方向性を示す三国間協力に関する行動戦略及び進捗報告書を採択し、日中韓首脳会議に提出しました。北朝鮮及び国連改革等の問題についても率直な意見交換を行いました。
以上で私の帰国報告とさせていただきます。
林
大
大野功統#7
○国務大臣(大野功統君) 私は、十一月十九日から二十二日までの間、アメリカ合衆国を訪問し、チェイニー副大統領を表敬し、ラムズフェルド国防長官と日米防衛首脳会談を行い、また、アーミテージ国務副長官と意見交換を行いました。
チェイニー副大統領への表敬においては、私は、米国の軍事態勢の見直しに関し、抑止力の維持と沖縄等の負担軽減に留意する必要がある旨述べたところ、先方から、その点は理解しており、沖縄の負担について敏感でなければならない旨の発言がありました。
ラムズフェルド国防長官との日米防衛首脳会談においては、イラク復興支援、日米の防衛政策及び日本の防衛政策見直し等について協議を行いました。
イラクにおける自衛隊の派遣につきましては、自衛隊の派遣延長に関する検討を現在政府内で行っているが、自衛隊の安全確保の観点からも、現地の治安維持が重要である旨述べ、先方からは、各国は自主的な判断の下、活動を行っていると理解しており、安全確保は重要であるため、今後とも各国と協議していきたい旨の発言があり、また、自衛隊の活動を評価する旨の発言がありました。
日米の防衛政策については、私は、在日米軍の再編成に関し、地元の理解を得るのに時間を有することについて理解を求め、また、抑止力の維持と地元の負担軽減への配慮が必要であり、今後、日米両国間で情勢認識、役割、任務に関する議論を行うことが重要である旨述べ、先方からは、基地の問題は時間を要することは理解しており、両国で国際情勢認識を共有し、国民の理解を深めることが必要であるとの発言がありました。
日本の防衛政策の見直しについては、私は、大綱の見直し、武器輸出三原則の見直し、国際業務の自衛隊の本来任務への引上げについて検討している旨述べ、先方からは、日本の政策の見直しはいい方向に向かっており、今後、日本がより大きな役割を果たすことを期待している旨の発言がありました。
アーミテージ国務副長官との意見交換においては、我が国の防衛政策の見直し、米軍再編等について意見交換を行いました。
今回の訪米において、米側との間で両国の防衛政策や今後の日米協力の方向性について率直な意見交換ができたことは誠に有意義でありました。これを踏まえ、今後とも日米防衛関係の強化に努めてまいる所存であります。
以上であります。
この発言だけを見る →チェイニー副大統領への表敬においては、私は、米国の軍事態勢の見直しに関し、抑止力の維持と沖縄等の負担軽減に留意する必要がある旨述べたところ、先方から、その点は理解しており、沖縄の負担について敏感でなければならない旨の発言がありました。
ラムズフェルド国防長官との日米防衛首脳会談においては、イラク復興支援、日米の防衛政策及び日本の防衛政策見直し等について協議を行いました。
イラクにおける自衛隊の派遣につきましては、自衛隊の派遣延長に関する検討を現在政府内で行っているが、自衛隊の安全確保の観点からも、現地の治安維持が重要である旨述べ、先方からは、各国は自主的な判断の下、活動を行っていると理解しており、安全確保は重要であるため、今後とも各国と協議していきたい旨の発言があり、また、自衛隊の活動を評価する旨の発言がありました。
日米の防衛政策については、私は、在日米軍の再編成に関し、地元の理解を得るのに時間を有することについて理解を求め、また、抑止力の維持と地元の負担軽減への配慮が必要であり、今後、日米両国間で情勢認識、役割、任務に関する議論を行うことが重要である旨述べ、先方からは、基地の問題は時間を要することは理解しており、両国で国際情勢認識を共有し、国民の理解を深めることが必要であるとの発言がありました。
日本の防衛政策の見直しについては、私は、大綱の見直し、武器輸出三原則の見直し、国際業務の自衛隊の本来任務への引上げについて検討している旨述べ、先方からは、日本の政策の見直しはいい方向に向かっており、今後、日本がより大きな役割を果たすことを期待している旨の発言がありました。
アーミテージ国務副長官との意見交換においては、我が国の防衛政策の見直し、米軍再編等について意見交換を行いました。
今回の訪米において、米側との間で両国の防衛政策や今後の日米協力の方向性について率直な意見交換ができたことは誠に有意義でありました。これを踏まえ、今後とも日米防衛関係の強化に努めてまいる所存であります。
以上であります。
林
三
三浦一水#9
○三浦一水君 おはようございます。自民党の三浦一水でございます。
質問の機会をいただき、お礼を申し上げたいというふうに思います。座らせていただきます。
つとに自分自身の準備不足で、若干通告外的なものが入るかもしれません。大変対応力に富んだ外務省であり防衛庁と存じます。また、関係の省庁であると思います。できるだけの御対応をお願い申し上げたいというふうに思います。
まず、対中のODAについて外務大臣にお尋ねしたいんですが、先般、参議院の決算委員会で中国の現状を視察をしてまいりました。その結論は非常に端的なものでございまして、先般、代表質問でも引き合いに出されておりましたが、それを継続する必要性は見いだせなかったと、残念ながらというのが、端的に申しますと報告上の結論であります。これにつきまして外務大臣は改めてどうお受け止めになっているか、お考えを聞かせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →質問の機会をいただき、お礼を申し上げたいというふうに思います。座らせていただきます。
つとに自分自身の準備不足で、若干通告外的なものが入るかもしれません。大変対応力に富んだ外務省であり防衛庁と存じます。また、関係の省庁であると思います。できるだけの御対応をお願い申し上げたいというふうに思います。
まず、対中のODAについて外務大臣にお尋ねしたいんですが、先般、参議院の決算委員会で中国の現状を視察をしてまいりました。その結論は非常に端的なものでございまして、先般、代表質問でも引き合いに出されておりましたが、それを継続する必要性は見いだせなかったと、残念ながらというのが、端的に申しますと報告上の結論であります。これにつきまして外務大臣は改めてどうお受け止めになっているか、お考えを聞かせていただきたいと思います。
町
町村信孝#10
○国務大臣(町村信孝君) 先般の参議院の本会議におきまして、自民党の議員の方からの対中ODAについての御質問がございました。そのときの答弁あるいは総理大臣の御答弁もあったわけでございますけれども、一般的に、ODAを卒業するというちょっと、やや抽象的な物言いをしてしまいましたけれども、これは経済発展に応じてODAの新規供与を行わなくなるということを意味して言ったつもりでございます。具体的には無償資金協力、円借款、技術協力、それぞれについて発展途上国が成長を遂げるに従って段階的に援助の供与を行わないということを意味しているわけでございます。
これは日本ばかりではなくて、国際的にも同じような考え方が取られているところでございまして、一つの目安といたしましては、援助受取国の一人当たりの国民総所得が大体千四百米ドルに達すると無償資金協力は原則として終了すると、それから、おおよそ三千ドルぐらいに達しますと円借款も環境や人材案件などを除いて終了すると、こういう基準を持っているところでありまして、これは根っこは世界銀行の融資ガイドラインというのがございまして、それを日本も参考にしながらこうしたことを毎年決めているということであります。
現在の中国がどうかというと、二〇〇三年の一人当たりの国民総所得がおおよそ千百ドルぐらいということでありまして、いずれの今申し上げた数字の基準にはまだ到達をしていないのが今の姿であろうと思います。したがって、そういう意味で、現在かなり減少しているとはいうものの、援助を現在出していることについての妥当性はあるんだろうと、こう思っております。
ただ、参議院の報告書でも触れてあったと記憶をしておりますけれども、特に沿海部を中心として近年著しい経済発展が続いているという状況を見たときに、近い将来一人当たりの国民総所得が順次こうしたレベルに達するであろうということはだれの目にも明らかだろうと、こう思います。
また、中国につきましては、ODA以外の特に民間投資が大量に流入しているという点も考えるべきポイントの一つだろうと、こう思います。また、これはODA大綱というものを我が国は持っているわけでございますが、この大綱に基づいて、ODAの実施に当たりましては、中国の軍事支出の動向でありますとかあるいは基本的人権の保障状況といったようなことにも注意を払う必要がある、さらに、中国の第三国援助、中国自身が行っている発展途上国等への援助の動向というものも考慮をするというような幾つかの考慮要素があるんだろうと、こう思っております。
いずれにいたしましても、結論的には、いつまでもODAの供与を続けることにはならないということで、卒業時期が早晩来るであろうと、こういうことを申し上げたわけでございますが、いずれにしても、対中国政策全体の中でどうこれを位置付けるのかということを日本としては考えなきゃなりませんし、また実際にその終了に当たりましては、これまでODAが実際的には私はそれなりの成果を持ってきたと、こう思っておりますので、中国側ともよく協議をしながらその段取りを決めていくという必要があろうかと、かように考えております。
この発言だけを見る →これは日本ばかりではなくて、国際的にも同じような考え方が取られているところでございまして、一つの目安といたしましては、援助受取国の一人当たりの国民総所得が大体千四百米ドルに達すると無償資金協力は原則として終了すると、それから、おおよそ三千ドルぐらいに達しますと円借款も環境や人材案件などを除いて終了すると、こういう基準を持っているところでありまして、これは根っこは世界銀行の融資ガイドラインというのがございまして、それを日本も参考にしながらこうしたことを毎年決めているということであります。
現在の中国がどうかというと、二〇〇三年の一人当たりの国民総所得がおおよそ千百ドルぐらいということでありまして、いずれの今申し上げた数字の基準にはまだ到達をしていないのが今の姿であろうと思います。したがって、そういう意味で、現在かなり減少しているとはいうものの、援助を現在出していることについての妥当性はあるんだろうと、こう思っております。
ただ、参議院の報告書でも触れてあったと記憶をしておりますけれども、特に沿海部を中心として近年著しい経済発展が続いているという状況を見たときに、近い将来一人当たりの国民総所得が順次こうしたレベルに達するであろうということはだれの目にも明らかだろうと、こう思います。
また、中国につきましては、ODA以外の特に民間投資が大量に流入しているという点も考えるべきポイントの一つだろうと、こう思います。また、これはODA大綱というものを我が国は持っているわけでございますが、この大綱に基づいて、ODAの実施に当たりましては、中国の軍事支出の動向でありますとかあるいは基本的人権の保障状況といったようなことにも注意を払う必要がある、さらに、中国の第三国援助、中国自身が行っている発展途上国等への援助の動向というものも考慮をするというような幾つかの考慮要素があるんだろうと、こう思っております。
いずれにいたしましても、結論的には、いつまでもODAの供与を続けることにはならないということで、卒業時期が早晩来るであろうと、こういうことを申し上げたわけでございますが、いずれにしても、対中国政策全体の中でどうこれを位置付けるのかということを日本としては考えなきゃなりませんし、また実際にその終了に当たりましては、これまでODAが実際的には私はそれなりの成果を持ってきたと、こう思っておりますので、中国側ともよく協議をしながらその段取りを決めていくという必要があろうかと、かように考えております。
三
三浦一水#11
○三浦一水君 私も現場を見さしてもらいましたら、ここの現場の中では、いわゆる中国全体として評価をするものは少ないかもしれないけれども、かんがい施設を見してもらいました。そしたら、千世帯もあるかんがい施設に無償で、その原資としては日本からの援助額は四百万しか行っていない中に、九キロにわたるかんがい施設、配管が整備をされ、そして貯水槽ができ、そこが、今までかんがいの水とそれから生活用のシャワーがなかった地帯がそのことで全部でき上がっていると。それに対しては、中国政府と自治体と、更には労働力を現場の農家の方々が提供するという形でその事業が組み上がっておるようでございますが、その辺、ここにおいては非常に有効に活用されている現場も見さしてもらったわけであります。
ただ、今お話がありましたように、なかんずく軍事費に、軍事出費に回され、結果として間接的ながら回されているということは、我が国としてはこれは今防衛大綱を見直しをしておりますが、その点まで影響をしてくることだろうと、これは具体的に、と思います。そういう人権の問題、さらに第三国援助、ここも、これも重要な視点でありますが、慎重になおかつ検討をしていっていただきたいというふうに要望を申し上げておきたいと思います。
最近の日中関係についてちょっとお尋ねをしたいと思います、外務大臣に。
私は、やっぱり日中関係というのは、国交回復前夜に周恩来首相がいみじくも田中当時の総理を歓迎してお話があった内容にもありますように、この二千年に及ぶ日中間の悠久な交流の歴史というものをやっぱりきちっととらえながら行われていくべきだろうというふうに思います。漢倭奴国王という金印を授けられた時代もありましたろうし、唐に隋にこちらから使節団を派遣したこともあった。琉球もその傘下にあった時期もあります。そういう長い歴史の流れを踏まえて、いわゆる国交回復、共同宣言というものもそれをベースに行われてきたことだということであります。
戦後賠償が行われなかった、要求をされなかったということについても、周恩来首相が明確に当時申しておりますように、いわゆる軍部と日本人一般大衆の行為というものは明確に区別をするんだという思想に基づいてそれが大きな決意が中国側でなされたものであると、それが国交回復のまた基本にもなってきたという現実をきちっと踏まえるべきだろうというふうに思っております。
そういう中で、昨今のこの交流というのは、日中のこの二千年に及ぶ歴史の中ででも本当にいまだかつてない空前の大きなパイプで、経済、文化あるいは体育、スポーツ交流に至るまで、これほど大きな今交流が行われていることは歴史的にないんじゃないかと、私は改めてその点を認識すべきだと感じております。
今の日中交流の現状について大臣のお考えをちょっと伺いたいと思います。
この発言だけを見る →ただ、今お話がありましたように、なかんずく軍事費に、軍事出費に回され、結果として間接的ながら回されているということは、我が国としてはこれは今防衛大綱を見直しをしておりますが、その点まで影響をしてくることだろうと、これは具体的に、と思います。そういう人権の問題、さらに第三国援助、ここも、これも重要な視点でありますが、慎重になおかつ検討をしていっていただきたいというふうに要望を申し上げておきたいと思います。
最近の日中関係についてちょっとお尋ねをしたいと思います、外務大臣に。
私は、やっぱり日中関係というのは、国交回復前夜に周恩来首相がいみじくも田中当時の総理を歓迎してお話があった内容にもありますように、この二千年に及ぶ日中間の悠久な交流の歴史というものをやっぱりきちっととらえながら行われていくべきだろうというふうに思います。漢倭奴国王という金印を授けられた時代もありましたろうし、唐に隋にこちらから使節団を派遣したこともあった。琉球もその傘下にあった時期もあります。そういう長い歴史の流れを踏まえて、いわゆる国交回復、共同宣言というものもそれをベースに行われてきたことだということであります。
戦後賠償が行われなかった、要求をされなかったということについても、周恩来首相が明確に当時申しておりますように、いわゆる軍部と日本人一般大衆の行為というものは明確に区別をするんだという思想に基づいてそれが大きな決意が中国側でなされたものであると、それが国交回復のまた基本にもなってきたという現実をきちっと踏まえるべきだろうというふうに思っております。
そういう中で、昨今のこの交流というのは、日中のこの二千年に及ぶ歴史の中ででも本当にいまだかつてない空前の大きなパイプで、経済、文化あるいは体育、スポーツ交流に至るまで、これほど大きな今交流が行われていることは歴史的にないんじゃないかと、私は改めてその点を認識すべきだと感じております。
今の日中交流の現状について大臣のお考えをちょっと伺いたいと思います。
町
町村信孝#12
○国務大臣(町村信孝君) 三浦委員、正に御指摘のとおりであろうかと思います。
一九七二年九月二十九日の日中共同声明、これを今改めて三十年余たって読み返してみて、多分、これに署名をされた田中総理あるいは大平外務大臣、先方、周恩来総理、さらには外交部長、ここまでの発展をするとなかなか多分思わなかったんではないのかなという思いがいたします。
もう改めて申すまでもございませんけれども、人の行き来が三百万人を超える、あるいは貿易総額が一千六百億ドルを超えるという大変な量に上っております。貿易などは、二〇〇三年は前年と比べると三割増ということで、爆発的な伸びをしております。また、日本の対中投資も二〇〇三年で約八十億ドルという巨額に上っているわけでございます。こうした人的交流、経済交流、更にはもっと幅広く、学生の交流でございますとかあるいは知的レベルの大学間の交流でありますとか、文化交流、様々な交流が活発化しているということはもう改めて言うまでもないわけでございます。
したがって、私どもは、この日中関係というのは、もちろん両国にとって有益であるのみならず、これは東アジア地域全体、もっと言えば世界全体にとってこれは貴重な二国間関係であると、こういう認識を持っておりまして、そういう意味で、今後とも更に幅広い分野での協力関係を構築するために一層努力をしていく必要がある、こういう認識でおります。
このことは、先般の胡錦濤主席、小泉総理との間のサンティアゴでの首脳会談でも正に一致を見た点でありますし、私自身も、先方外務大臣とサンティアゴで、あるいは先般ラオスでの日中韓三か国の外務大臣会合でも同種の話をして、全くそのとおりだという認識で一致しております。
更にこの関係がより健全な形で深化していくように努力をしてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →一九七二年九月二十九日の日中共同声明、これを今改めて三十年余たって読み返してみて、多分、これに署名をされた田中総理あるいは大平外務大臣、先方、周恩来総理、さらには外交部長、ここまでの発展をするとなかなか多分思わなかったんではないのかなという思いがいたします。
もう改めて申すまでもございませんけれども、人の行き来が三百万人を超える、あるいは貿易総額が一千六百億ドルを超えるという大変な量に上っております。貿易などは、二〇〇三年は前年と比べると三割増ということで、爆発的な伸びをしております。また、日本の対中投資も二〇〇三年で約八十億ドルという巨額に上っているわけでございます。こうした人的交流、経済交流、更にはもっと幅広く、学生の交流でございますとかあるいは知的レベルの大学間の交流でありますとか、文化交流、様々な交流が活発化しているということはもう改めて言うまでもないわけでございます。
したがって、私どもは、この日中関係というのは、もちろん両国にとって有益であるのみならず、これは東アジア地域全体、もっと言えば世界全体にとってこれは貴重な二国間関係であると、こういう認識を持っておりまして、そういう意味で、今後とも更に幅広い分野での協力関係を構築するために一層努力をしていく必要がある、こういう認識でおります。
このことは、先般の胡錦濤主席、小泉総理との間のサンティアゴでの首脳会談でも正に一致を見た点でありますし、私自身も、先方外務大臣とサンティアゴで、あるいは先般ラオスでの日中韓三か国の外務大臣会合でも同種の話をして、全くそのとおりだという認識で一致しております。
更にこの関係がより健全な形で深化していくように努力をしてまいりたいと考えております。
三
三浦一水#13
○三浦一水君 最近よく政冷経熱ですか、そうだったと思いますが、チュンロンジンルーという言葉になります。これまあ、政治が冷え切っていて経済が非常にホットだということでありますけれども、私は、これ中国側が使われた言葉であって、我々が日中の交流を考えるときにこういう非常に狭い局面で物を考えるべきでないというふうに思っています。日本のマスコミもよく好んでこの言葉を使っていらっしゃるようでございますが、単なる、中国側が、だれかが例えで言われたことだと、私は日中の交流というのはそんな薄っぺらなもんじゃないということを思っておりますので、その点は、大臣、またよく踏まえてお願いをしたいと思います。
学生の交流でいいますと、私が七九年当時に留学したときは日本から三十人です。それが、今行っている数は、聞くところでは一万人のオーダーで中国側にも行っている、中国側から来ているのももう数万人と、その数倍あるという状況であります。これがやっぱり我が国の安全保障においても何よりも貢献することなんだと。この大きな実態をしっかり踏まえながら今後の日中協議というのを行っていってもらいたいと思います。
そういう中で、靖国の問題が実に率直に頭の痛い問題であると思っております。ただ、私は基本的には、このこと、日本人と中国人の考え方の違いというのも相当あるんじゃないかというふうに感じております。日本人の、少なくとも私の理解では、死者にむち打つ習慣はないということが言えるんではなかろうかと。ところが、向こうの人はあるということをよく言うんですね、それを。死んでからまでもその罪は逃れられない。ここは私も実際検証したわけじゃないが、もしあるとするなら外務省の詳しい方がいらっしゃいますんで、御見識のある方はちょっとお答えもいただきたいと思います。また、なければ、後日このことはまた議論させてもらいたいと思うんですが。
こういう基本的な──じゃ、お願いします。
この発言だけを見る →学生の交流でいいますと、私が七九年当時に留学したときは日本から三十人です。それが、今行っている数は、聞くところでは一万人のオーダーで中国側にも行っている、中国側から来ているのももう数万人と、その数倍あるという状況であります。これがやっぱり我が国の安全保障においても何よりも貢献することなんだと。この大きな実態をしっかり踏まえながら今後の日中協議というのを行っていってもらいたいと思います。
そういう中で、靖国の問題が実に率直に頭の痛い問題であると思っております。ただ、私は基本的には、このこと、日本人と中国人の考え方の違いというのも相当あるんじゃないかというふうに感じております。日本人の、少なくとも私の理解では、死者にむち打つ習慣はないということが言えるんではなかろうかと。ところが、向こうの人はあるということをよく言うんですね、それを。死んでからまでもその罪は逃れられない。ここは私も実際検証したわけじゃないが、もしあるとするなら外務省の詳しい方がいらっしゃいますんで、御見識のある方はちょっとお答えもいただきたいと思います。また、なければ、後日このことはまた議論させてもらいたいと思うんですが。
こういう基本的な──じゃ、お願いします。
西
西宮伸一#14
○政府参考人(西宮伸一君) 具体的な事例ということではございませんが、しかばねにむちを打つというのは史記にある、調べてまいりましたけれども、史記にある故事だそうでございまして、紀元前四百五十年に亡くなった方の話でございますけれども、春秋時代に楚の伍子胥という人が父親のあだ討ちということをするために楚の平王のお墓、お墓ですね、しかばねではなくてお墓だということになっているようでございますが、にむちを打ったということでございます。
この伍子胥という方は楚の人なんですが、お父さんが殺されて、呉に亡命をしたと。で、呉の参謀として楚を討伐したということで、楚を討伐した暁に楚の平王、平らの王と書くんだそうですが、の墓にむちを打ってお父さんのあだを討ったという故事に由来している言葉だそうでございます。
この発言だけを見る →この伍子胥という方は楚の人なんですが、お父さんが殺されて、呉に亡命をしたと。で、呉の参謀として楚を討伐したということで、楚を討伐した暁に楚の平王、平らの王と書くんだそうですが、の墓にむちを打ってお父さんのあだを討ったという故事に由来している言葉だそうでございます。
三
三浦一水#15
○三浦一水君 ありがとうございました。
また私も勉強をしてみたいと思うのでありますが、いずれにしましても、我が国の習慣というもの、伝統というもの、これは根気強く、やはりこの違いを前提として中国側に理解を求めていかなければならない、これは決して絶えてはならないというふうに思っております。
先祖を敬い、英霊を敬うということにおいては日中間に、私は自分の生活実感として全く差はない、全く差はないと。大衆は、私たちのその気持ちというのは中国大衆は受け入れてくれるものだと今でも確信をしております。これが、下手をすると、靖国参拝につきましても非常に、中国側の批判というものは最近のものであるということが言えるかというふうに思います。五十三年に合祀をされて、その後に中曽根総理が公式参拝をされて以降、少なくともその時点からだというふうに感じております。
そういうものをきちっと区別をしながら、我々は今後やっぱりこの話もしていかなければならないんだろうというふうに思っております。
大臣、何かお考えがあれば。
この発言だけを見る →また私も勉強をしてみたいと思うのでありますが、いずれにしましても、我が国の習慣というもの、伝統というもの、これは根気強く、やはりこの違いを前提として中国側に理解を求めていかなければならない、これは決して絶えてはならないというふうに思っております。
先祖を敬い、英霊を敬うということにおいては日中間に、私は自分の生活実感として全く差はない、全く差はないと。大衆は、私たちのその気持ちというのは中国大衆は受け入れてくれるものだと今でも確信をしております。これが、下手をすると、靖国参拝につきましても非常に、中国側の批判というものは最近のものであるということが言えるかというふうに思います。五十三年に合祀をされて、その後に中曽根総理が公式参拝をされて以降、少なくともその時点からだというふうに感じております。
そういうものをきちっと区別をしながら、我々は今後やっぱりこの話もしていかなければならないんだろうというふうに思っております。
大臣、何かお考えがあれば。
町
町村信孝#16
○国務大臣(町村信孝君) 確かに分かりやすい単語で、政冷経熱ですか、そういう言葉が少し流布し過ぎているなという感じも私も率直に言って持っております。
靖国問題、先般の日中首脳会談でも中国側から、胡錦濤主席から中国側の立場についての言及があり、これに対して小泉総理は小泉総理のお考えを述べた。なかなかそこは、一致を見たというわけには率直に言っていかない様子であったと思いますけれども、私はそれは、物の考え方あるいは個々の案件についてそれぞれの国の中ですべてが一致するというのはなかなかないだろうと思います。
これほど日米関係が深まったとはいったって、日米間には、過去の見たときに、例えば経済摩擦等々一杯いろんな摩擦があった。それでも乗り越えることができて今日の良い日米関係があるということを思ったときに、私は、この靖国問題があるからもう日中関係はもう終わりだとか、もう日中の政治関係が一向に前進しないということではない。違いがあればあるときほど、両国首脳、関係者が率直に会って率直な議論をして、お互いの理解を深め、その現在ある障害を乗り越える努力をすることこそが大切で、そういう意味で私は、確かに靖国の問題もありました、原潜の問題もありました、しかし、だからといって、日中首脳がそれだから会わないというのはおかしいんじゃありませんかということを私は今回のサンティアゴの会合の前に随分中国側には伝えたつもりであります。結果、会合が開かれて、そういう意味ではよかったと思っておりますし、率直な会談が行われたことはよかったと、私もそう思っております。
この発言だけを見る →靖国問題、先般の日中首脳会談でも中国側から、胡錦濤主席から中国側の立場についての言及があり、これに対して小泉総理は小泉総理のお考えを述べた。なかなかそこは、一致を見たというわけには率直に言っていかない様子であったと思いますけれども、私はそれは、物の考え方あるいは個々の案件についてそれぞれの国の中ですべてが一致するというのはなかなかないだろうと思います。
これほど日米関係が深まったとはいったって、日米間には、過去の見たときに、例えば経済摩擦等々一杯いろんな摩擦があった。それでも乗り越えることができて今日の良い日米関係があるということを思ったときに、私は、この靖国問題があるからもう日中関係はもう終わりだとか、もう日中の政治関係が一向に前進しないということではない。違いがあればあるときほど、両国首脳、関係者が率直に会って率直な議論をして、お互いの理解を深め、その現在ある障害を乗り越える努力をすることこそが大切で、そういう意味で私は、確かに靖国の問題もありました、原潜の問題もありました、しかし、だからといって、日中首脳がそれだから会わないというのはおかしいんじゃありませんかということを私は今回のサンティアゴの会合の前に随分中国側には伝えたつもりであります。結果、会合が開かれて、そういう意味ではよかったと思っておりますし、率直な会談が行われたことはよかったと、私もそう思っております。
三
三浦一水#17
○三浦一水君 基本的に、一国の指導者が戦没者に対していつどのような形で追悼の意を表すか、その国の伝統と慣習に根差す私は基本的に国内問題であると認識を持っております。国内議論であってはいいが、他国からとやかく言われるべき筋合いのものではないと読売新聞も書いておりましたが、私はそのとおり思っております。この点は是非今後も御参考いただきたいというふうに思います。
財務省にちょっと、新防衛計画について財務省のお考えを聞きたいというふうに思います。
四万減の削減案について、財務省から、ある課長さんがそういうことが必要だと、新聞でも報道されたところでありますが、基本的にその財務省として意図されるところは何なのか、お聞かせをいただきたい。手短にお願いします。
この発言だけを見る →財務省にちょっと、新防衛計画について財務省のお考えを聞きたいというふうに思います。
四万減の削減案について、財務省から、ある課長さんがそういうことが必要だと、新聞でも報道されたところでありますが、基本的にその財務省として意図されるところは何なのか、お聞かせをいただきたい。手短にお願いします。
杉
杉本和行#18
○政府参考人(杉本和行君) 自衛隊の体制についてのお尋ねでございますが、我が国の防衛力の在り方につきましては、昨年末の閣議決定がございます。これは、安全保障環境の変化を踏まえまして、テロ、弾道ミサイル等の新たな脅威等に実効的に対応し得るなどの必要な体制を整備するとともに、本格的な侵略事態にも配慮しつつ、従来の整備構想や装備体系について抜本的な見直しを行い、適切に規模の縮小等を図るとされているところでございます。
現在、新たな防衛計画の大綱及び中期防の策定に向けて、安全保障会議において検討が進められているところでございますが、私どもといたしましても、先ほど申し上げました閣議決定の考え方に基づきまして、必要な検討を進めていきたいと考えております。
この発言だけを見る →現在、新たな防衛計画の大綱及び中期防の策定に向けて、安全保障会議において検討が進められているところでございますが、私どもといたしましても、先ほど申し上げました閣議決定の考え方に基づきまして、必要な検討を進めていきたいと考えております。
三
三浦一水#19
○三浦一水君 政府の一部には、災害派遣は自衛隊の本来任務ではなく、新たな防衛体制を考える際の対象事象ではないような発言があるやに聞いておりますが、それは財務省ではないんですか。
この発言だけを見る →杉
杉本和行#20
○政府参考人(杉本和行君) 自衛隊の災害派遣につきましては、自衛隊法上、自衛隊の本来任務と位置付けられておると承知しておりまして、先般の新潟中越地震への対処のように、自衛隊の救援活動は地域住民からも感謝されまして、一般国民の信頼と安心も得られていると考えております。
今後とも、そういうことには自衛隊としても積極的に取り組んでいただくことが必要ではないかと考えております。
この発言だけを見る →今後とも、そういうことには自衛隊としても積極的に取り組んでいただくことが必要ではないかと考えております。
三
三浦一水#21
○三浦一水君 これは報道ベースの話ですが、師団編成にまで財務省がいろんな考え方をお持ちだというふうなことも聞いております。これは、本来戦略を所管すべきところは防衛庁であって、財務省がそれをするというのは誠に筋が違うし、私は目的達成ができないことではないかというふうに思っております。そういうことについてはどのようにお考えになりますか。
この発言だけを見る →杉
杉本和行#22
○政府参考人(杉本和行君) 私どもは財政当局でございますので、国民の皆様の税金をいかに効率的に使っていくかということが重大な使命だと考えております。そうした中で、自衛隊につきましても、どういうふうに、現在の環境の変化を踏まえまして、資源を重点的かつ効率的に使っていくかということが必要だと思っておりまして、そういう観点から政府部内で検討させていただいて、いろいろ議論させていただいているところでございます。
この発言だけを見る →三
三浦一水#23
○三浦一水君 もうちょっと時間の関係で防衛庁にお聞きできません。このまま財務省にお聞きさせてもらいたいと思いますが。
我々、私は熊本県ですけれども、選挙区は、平成三年に台風十九号というのがありました。このときに、大変な要請をして自衛隊に出動をいただきました。そのときの派遣人員というのが一か月間で三十万人になったということでありまして、一日延べ一万人が動員をされたという状況があったんです。これはもう大変な風倒木による二次災害を防止するための大きな手だてになりました。
しかし、考えなければならないのは、その三十万ということをどのパイで国防という基本的な役目を担いながら災害緊急体制を作っていくかと、これは並のことではない、現実的には。その中で今四万人削減ということが打ち出されることは、私は、とてもこれは実態に即したことでもないし、国民の期待にこたえられるものでもないと。国民の期待はむしろ非常に高め、その自衛隊の機能に対しては多機能の一つ、災害派遣ということに対しては大きな期待があるということだと感じております。
その点、財務省としてどのような感じ方をなさっていますか。
この発言だけを見る →我々、私は熊本県ですけれども、選挙区は、平成三年に台風十九号というのがありました。このときに、大変な要請をして自衛隊に出動をいただきました。そのときの派遣人員というのが一か月間で三十万人になったということでありまして、一日延べ一万人が動員をされたという状況があったんです。これはもう大変な風倒木による二次災害を防止するための大きな手だてになりました。
しかし、考えなければならないのは、その三十万ということをどのパイで国防という基本的な役目を担いながら災害緊急体制を作っていくかと、これは並のことではない、現実的には。その中で今四万人削減ということが打ち出されることは、私は、とてもこれは実態に即したことでもないし、国民の期待にこたえられるものでもないと。国民の期待はむしろ非常に高め、その自衛隊の機能に対しては多機能の一つ、災害派遣ということに対しては大きな期待があるということだと感じております。
その点、財務省としてどのような感じ方をなさっていますか。
杉
杉本和行#24
○政府参考人(杉本和行君) 先生おっしゃるようなその災害救助の重要性ということにつきましては、財政当局としても十分認識しているところでございます。
先ほどからの繰り返しになりますが、私どもは、国民からお預かりしている税金をいかに効率的に重点的に使っていくかという観点から自衛隊に、自衛隊の在り方について議論さしているところでございまして、今後とも政府部内で十分議論さしていただきたいと考えております。
この発言だけを見る →先ほどからの繰り返しになりますが、私どもは、国民からお預かりしている税金をいかに効率的に重点的に使っていくかという観点から自衛隊に、自衛隊の在り方について議論さしているところでございまして、今後とも政府部内で十分議論さしていただきたいと考えております。
三
三浦一水#25
○三浦一水君 我が国のこの災害大国であるというこの現状は非常に世界において特殊な状況であると。台風の二〇%も我が国に襲来をするという現状もあるようでございます。これは、我が国の防衛力が特段に担わなければならない役割だとして他国にはないものがあるということをこの地震でも思い知らされたことではないかと。阪神もそうであり、今度の新潟中越もそうであるということであると思っております。
この点には決して支障が出ないような今後の大綱であり、また基本計画になるべく財務省としても取組をいただくことを要望しまして、私の質問を終わりたいと思います。
この発言だけを見る →この点には決して支障が出ないような今後の大綱であり、また基本計画になるべく財務省としても取組をいただくことを要望しまして、私の質問を終わりたいと思います。
山
山本一太#26
○山本一太君 まず、大野防衛庁長官に最初に質問をさせていただきたいと思います。
最初の質問については短くイエスかノーかでお答えをいただければと思います。長官、北朝鮮という国は日本の安全保障にとって最大の潜在的脅威の一つであると、こういう御認識をお持ちでしょうか。
この発言だけを見る →最初の質問については短くイエスかノーかでお答えをいただければと思います。長官、北朝鮮という国は日本の安全保障にとって最大の潜在的脅威の一つであると、こういう御認識をお持ちでしょうか。
大
山
林