大野功統の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(大野功統君) 私は、十一月十九日から二十二日までの間、アメリカ合衆国を訪問し、チェイニー副大統領を表敬し、ラムズフェルド国防長官と日米防衛首脳会談を行い、また、アーミテージ国務副長官と意見交換を行いました。
 チェイニー副大統領への表敬においては、私は、米国の軍事態勢の見直しに関し、抑止力の維持と沖縄等の負担軽減に留意する必要がある旨述べたところ、先方から、その点は理解しており、沖縄の負担について敏感でなければならない旨の発言がありました。
 ラムズフェルド国防長官との日米防衛首脳会談においては、イラク復興支援、日米の防衛政策及び日本の防衛政策見直し等について協議を行いました。
 イラクにおける自衛隊の派遣につきましては、自衛隊の派遣延長に関する検討を現在政府内で行っているが、自衛隊の安全確保の観点からも、現地の治安維持が重要である旨述べ、先方からは、各国は自主的な判断の下、活動を行っていると理解しており、安全確保は重要であるため、今後とも各国と協議していきたい旨の発言があり、また、自衛隊の活動を評価する旨の発言がありました。
 日米の防衛政策については、私は、在日米軍の再編成に関し、地元の理解を得るのに時間を有することについて理解を求め、また、抑止力の維持と地元の負担軽減への配慮が必要であり、今後、日米両国間で情勢認識、役割、任務に関する議論を行うことが重要である旨述べ、先方からは、基地の問題は時間を要することは理解しており、両国で国際情勢認識を共有し、国民の理解を深めることが必要であるとの発言がありました。
 日本の防衛政策の見直しについては、私は、大綱の見直し、武器輸出三原則の見直し、国際業務の自衛隊の本来任務への引上げについて検討している旨述べ、先方からは、日本の政策の見直しはいい方向に向かっており、今後、日本がより大きな役割を果たすことを期待している旨の発言がありました。
 アーミテージ国務副長官との意見交換においては、我が国の防衛政策の見直し、米軍再編等について意見交換を行いました。
 今回の訪米において、米側との間で両国の防衛政策や今後の日米協力の方向性について率直な意見交換ができたことは誠に有意義でありました。これを踏まえ、今後とも日米防衛関係の強化に努めてまいる所存であります。
 以上であります。

発言情報

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発言者: 大野功統

speaker_id: 14396

日付: 2004-11-30

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会