田英夫の発言 (経済産業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○田英夫君 おっしゃるとおり、実は国連海洋法条約が作られつつあるとき、そして日本が批准をするというとき、ずっと私は実は外務委員会にいたものですから、この条約に深くかかわらざるを得なかったんですが、おっしゃるとおりの経過、日中間ではありましたね。
それで、世界的にやはり中間線論と大陸棚論というのは国連の場で激しい論争というか意見の違いがあって、たまたま中国との間はそれがまともに現実のものになってしまったと。我々もまあ、その違いも非常に大きいんですね、中間線と沖縄トラフという違いが大きくて。さっきも大臣も言われましたけれども、トウ小平さんの尖閣列島の言葉じゃありませんけれども、これは本当に子孫の方が賢いかもしれないから任せようと言っても、ちょっとそれ、尖閣はともかくとして、この問題はそういう余裕はないんじゃないんですかね。日本にとっても、もしこれが日本の方も使える状況というのが、そのガスをですね、実現できるならこれは大きなプラスになりますから。同時に、この世界的に対立している中間線論か大陸棚論かという、これとうとう結論が出ないでそのまま条約の中へ両論併記みたいになっちゃっているわけですから、これを解決するのはなかなか容易じゃない。
そうなると、それはそれとして、とにかく両方にまたがってもいいから、日本の中間線論の上へ立っても両方にまたがるという状態になるかもしれないけれども、それならなおさら両方でやろうじゃないかというところにいけないものだろうかと。まあ希望的観測であることは私も分かっているんですが、同時に、これから先やっぱり中国とどう付き合うかというのは、日本の外交戦略といいますか国の持って行き方ということで、非常に最重要と言っていい課題だと思いますね。
今、北朝鮮問題もありますけれども、やはり日本、中国、韓国、北朝鮮、地域的には北朝鮮、モンゴル、ロシアと、この北東アジアの地域が平穏で仲良くあるということが最終的に大事なことで、ASEANというのはその点、非常に利害が対立するところがたくさんあるにもかかわらず、非常にうまい組織を、ARFというのを作って、またASEANプラス3という、日本と中国と韓国を入れてその先進経済国を仲間にしていくという辺り、なかなかいい戦略を取っている。EUのようにはなかなかいかなくても、この北東アジアのところに一つの地域フォーラムというようなものができないか。北朝鮮という問題が大変難しい問題ですけれども、プラスワンでアメリカがそこに置いておくというような大戦略を考えていかないと、この中国との問題は非常に大事であると同時に、難しいと思いますね。
あれだけの広大な地域が物すごい勢いで今発展しているという状況、それにうまく調和しながらこっちが一緒になってやっていくということは難しいことではありますけれども、ひとつ大臣も小泉内閣もそういう方向を目指していただきたいということだけ申し上げて、終わりたいと思います。
ありがとうございました。終わります。