田英夫の発言 (憲法調査会)
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○田英夫君 シビリアンコントロールは自衛隊発足以来大原則であったわけで、これはもう守らなければいけないのは当然と言えるんですが、最近、私などが感ずるのは、この大原則が危なくなってきているんじゃないだろうかという気がいたします。
自衛隊の制服の、特に幹部クラスの皆さんとは私も時々意見交換をします。例の日米ガイドラインの審議をしたときなどは、こちらから頼んで、日米間の交渉に出ていた制服の人とも話しまして、非常に、むしろシビリアンよりも憲法に対して非常に忠実といいますか、そういう感じさえ持ちましたから、これから申し上げるようなことを言うと失礼に当たるかもしれませんけれども、ある意味ではシビリアンコントロールというのは安全弁であるということが言えるのではないか。
今まで皆さんがおっしゃらないところを言おうとしているわけですが、つまり、戦前の体験から考えて、軍部の暴走ということがありました。あるいは軍隊の五・一五、二・二六というようなことがありました。そういうことを私も若干少年時代覚えておりますから、思い浮かべてみると、やはりシビリアンコントロールというのは守り抜かないと危ないと。自衛隊といえども、本当に失礼ですけれども、武装集団ですから、そういうことを考えておかなければいけないのではないかという気がするんですが、先生はどういうふうにお考えになりますか。