荒井正吾の発言 (憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会)
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○荒井正吾君 ちょっと追加で発言をお許しください。
先ほど院の構成、選挙制度の在り方について十分自民党の中での意見出てきたとだけ申し上げて、もう少し紹介できなかったんですが、時間で。今、各委員の発言を踏まえますと、もう少しだけ言わせていただきたいと思います。
衆議院が全国三百の小選挙区になるということを踏まえた参議院の選挙区の在り方が議論になりました。例えば、神奈川県でございますと、十八選挙区、衆議院でございます。横浜だけで八つの選挙区があると。その中での参議院の代表というのはどういうことだろうかと。広いその地域の代表は衆議院がなかなかできないと、地域の代表は参議院になってきているという意見があったことを御紹介いたします。
その中で、参議院の定数問題と、人口比例で参議院の定数も考えなきゃいけないということに対して、その地域代表性入れると定数の条件が緩和されるんじゃないかという議論もございますので、これはいろいろ意見があろうかと思いますが、御紹介だけをさせていただきたいと思います。
さらに、全国区というのは大変選挙としても厳しい面があると、また全国区の意味というのは職域代表という面もあるわけでございますが、全国区のそういう難点はどうなんだろうかと、ブロックの代表という考えもあるんじゃないかという意見もございました。
さらに、参議院は個人をもう少し中心で選んでもらった方がいいんじゃないかというふうな意見がございました。
それと、そこから敷衍した議論でございますが、政治は、政治のシステムを、基本的なシステムをどう選択するかという時代は今ないように思います。国家運営の、あるいは国際関係の基本システムはどうも統一されてきていると、自由主義、民主主義その他。結局、基本OSが、基本がもう統一されてきていると、インテルとかマイクロソフトとかというふうに、国家の運営システムがもう統合されてきているような時代になった。
実は、国家の政治の機能が後れた地域、後れた人々、トラブルに見舞われた人々をどう救済するかという機能がより期待されているように思うわけでございますが、と考えるわけでございますが、そういたしますと、政治の在り方ももう少し変わってくる。
それと、その中で、行政が行った結果を、そういうふうに政治への期待がマッチ、国家への期待がマッチしているかどうかということをチェックするには、決算という数字なり行政の結果を見るとともに、私は、統計というのはとても国家の機能で大事かと思っております。統計が整備されていない国で発展した国はないように私は思いますが、その統計がばらばら、まだ非効率であると。統計を参議院が十分手につかんで、それを基に行政のチェック、指導、世の中の希望を、期待を察知するという手法が開発されるべきじゃないかという意見を持っておりますので、ちょっと披露させていただきました。
以上でございます。