小林元の発言 (文教科学委員会)
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○小林元君 安全確保、大臣のおっしゃるようにそれがきちんと実行されることを期待いたします。
最後、もう時間がありませんので、質問というふうに考えておりましたが、御要望を申し上げたいと思います。
この研究開発以来五十年がたつわけでございます。これまで一生懸命研究に邁進をしてきた技術、いろんな蓄積があると思います。そういうものを、これは絶対に落としてはいけない、どんな整理合理化だろうとも、やっぱり統合によってエネルギーを出してもらいたい。つまり、維持するだけではなくて向上をしていくんだということをきちんとやっていただきたいな。そうでないと、人員も削減しますよというふうに聞いておりますけれども、これではなかなかこれまでの技術継承と、あるいは研究の蓄積というものもままならないというふうに思います。
そしてまた、今度は二つの組織が一緒になるわけでございます。いろいろと労働関係なども大変だと思いますけれども、これまで従業員の安定といいますか、雇用の安定といいますか、そういう問題についても十分に気配りをしていただきたい、こういうふうに思うわけでございます。
そしてまた、先ほどもお話がありましたが、この整理合理化案について、「ふげん」あるいはJMTR、材料試験炉ですか、これについては残してほしいという要望もあるようでございますが、ウラン濃縮プラント、いずれにしましても廃止すべきものは廃止するという方針でしょうが、これは膨大な金も掛かります。あるいは廃棄物の処分ということにもなるわけでございますが、膨大な財源と。そうすると、これは、先ほど、現在は二千三百億ぐらいの予算を持っているというんですが、それで一割も二割もそれに掛かってしまったら研究ができなくなるという心配もあるわけでございます。ですから、どうしてもその辺の財源措置についてきちんとやっていただきたいなと。これは原子力安全委員会の方からも指摘にあったと思います。どうぞよろしくお願いしたいというふうに考えております。
もう時間でございますので終わりますけれども、先ほど来申し上げておりますように、やっぱり原子力、いろんな状況から見て、私は原子力に反対と言うつもりはありません。あるいは核燃料サイクルに絶対駄目だという考えでもありません。しかし、やっぱり安全には安全を重ねてしっかりやっていただく、国民の前に明らかにして、国民と一緒に前へ進むということが私は必要なんじゃないかと、そういうふうに思っております。そういう意味で、今回の統合法案については大変残念ないろいろ問題点を抱え過ぎているんではないか、このように思っております。
いずれにしましても、安全第一を旨として、これから原子力開発、こういうものを進めていただくことをお願いしまして、私の質問を終わります。
以上でございます。