大野功統の発言 (安全保障委員会)
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○大野国務大臣 今回振り返ってみますと、赤松委員御指摘のようないろんな問題があったと思います。
やはり、当初はコアグループでやるのかな、しかしながらやはり国連だ、こういうような動きがあったと思います。その中で、私の見るところでは、やはり定型的な調整の枠組みはなかったのではないか、このように思っております。
それはどういう意味かといいますと、援助、救援に来るのは、各国自衛隊とか軍隊とかありました、それからNGOの人たちがありました、それから国際機関の人たちもありました。そういう方々、それぞれのプレーヤーが必要に応じ、他国と、あるいは国際機関と相談しながら、調整しながらやっていった、こういうように私には見受けられます。
そして、その中で、赤松委員もおっしゃいましたような、例えば機能別に分けてみますと、空輸活動を見てみましょう。空輸活動ですと、これはタイのウタパオ空港でやっておりましたけれども、そこではいわばいろんな調整が行われているわけでありますが、国連、国際機関、各支援国等が、やはりどちらかというと米軍が主体的になって空輸調整会議をやり、そこで援助物資をどうするか、こういうような相談をやっていたようにも見受けられます。支援各国軍、国連合同の兵たんセンター、そしてまた国連人道問題調整事務所、国際赤十字、こういうことで空輸調整会議を実施しておったということでありますけれども、どちらかというと米軍が主導していた面もあったのではないか、このようにも見受けられます。しかし、全体として、定型的に国連がやったとか、どこの国際機関がやった、あるいはどの国がやった、こういうような現象ではなかったと私は思っています。
なおまた、日本だけの問題として申し上げますと、例えば、ヘリによる援助物資の空輸でございますけれども、国連人道問題調整事務所あるいは国際移住機構及び支援各国が援助物資を提示して、輸送スケジュールを調整した上で、空港をどういうふうに使っていくか、これはインドネシアの軍隊が行って、そして日、米、豪、シンガポールの空輸部隊がそれぞれ援助物資を輸送した、こういうことでありますし、また、ワクチンの予防接種を見てみましても、国連児童基金、インドネシア保健省及びアチェ市保健局からの依頼があって、そしてそこで、アチェ市内においてそれぞれが実施した、こういう格好であります。それぞれのプレーヤーが主体的ではあるけれども、いろいろ各国連機関あるいは各国と相談しながらやった、これが実態だろうと思っています。