小池百合子の発言 (環境委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○小池国務大臣 御指摘のように、いわゆるポスト京都、次期枠組みというのが議論の中でも極めて重要であるということはよく認識をいたしております。認識するだけでなくて、そもそも京都議定書で、ことしじゅうに次期枠組みについての議論を開始するということも定められているわけでございます。
ただ、昨年十二月に、COP10、私も出席をいたしましたけれども、次期枠組み交渉の開始につきましては、先進国と途上国の立場、かなり大きいものがある、また、議論を開始することはなかなか容易ではないというような状況でございました。そこで、ことしの五月でございますけれども、各国政府の専門家によりますセミナーを開催するということが合意されるにとどまったというのが率直なところではないかなと思っております。
ただ、我が国といたしましては、次期枠組みに関して、すべての国が参加する実効あるルールを構築するということは、これは日本にとりましても基本的な方針としているわけでございまして、そのためには、まず先進国が京都議定書の削減約束を確実に達成することが重要である、もちろん我が国もをやということでございます。
これからの流れでございますが、ことしの七月は、G8のサミットがイギリスが主催国となって開かれるわけでございますが、その際のテーマとして、イギリスがリーダーシップを払ったテーマの設定で、気候変動ということが取り上げられることになっております。これに関連して、せんだって、委員会の、国会の御承認も得て私も出席した会議でございますけれども、G8議長国のイギリスが三月に開催いたしましたエネルギー・環境閣僚円卓会合、ここで、G8に加えまして中国やインドも参会をいたしておりまして、参加二十カ国が一致協力して気候変動問題に取り組む必要がある、その共通認識が確認をされたところでございます。
第一約束期間二〇〇八年、今が二〇〇五年でございますので、あと三年後ということは、あっという間だということだと思います。そしてまた、その第一約束期間が終わる一二年というのも、これもあっという間になるのではないかというふうに思います。今、この時点ではまだまだ先のようなことに思われるかもしれませんが、そのあたりはかなり早い。そんな認識もいたしながら、一方で、次期枠組みに向けての先進国と途上国との共通の認識を積み重ねていくというのは、急いでやらなくちゃいけないということだと認識いたしております。
現在、環境省では、まず中央環境審議会でこの次期枠組みづくりのあり方について検討いただいているんですけれども、これらの検討結果も踏まえながら、また、国際的な動向も踏まえながら、世界各国が参加できる共通の枠組み構築に向けて、その国際交渉などで我が国もリーダーシップを発揮してまいりたいと思っております。
ありとあらゆるチャンスをとらえましてそういった国々への働きかけなども続けていきたいですし、また、次なる、アンブレラグループというのに日本が入っているんですけれども、その中にも、アメリカも入っております、ロシアも入っております。そういったいろいろな会合などを通じまして、そうした理解を、少しでも縮めていくということに努力をしてまいりたい、このように思っております。