尾辻秀久の発言 (厚生労働委員会)

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○尾辻国務大臣 既に今のお話の中でお述べいただいたことも多うございますけれども、改めて私の考え方として申し上げたいと存じます。
 介護保険制度でございますけれども、創設時にはサービス基盤の確立を初めいろいろな課題も多うございましたけれども、お話しいただきましたように、サービスの利用は倍増いたしましたし、また世論調査等におきましても年々評価が高まっておりまして、本制度は我が国の高齢期を支える制度としてしっかり定着してきたと考えております。
 しかし、その一方で費用は急速に増大をしておりますので、今後十年、二十年先を見据えて制度の持続可能性を確保していくことが必要でございますし、そのためには、皆で支え合う部分とみずから備えるべき部分とのバランスにも配慮しながら、給付の効率化、重点化を進めるとともに、認知症高齢者やひとり暮らし高齢者の増加などという新しい問題もまた出てきておりますから、そうした課題にも適切に対応していくことが必要だと考えておるところでございます。
 今回の制度改革におきましては、こうした視点に立って制度全般にわたる見直しを行うことといたしておりますけれども、具体的には、軽度の方を対象としたサービスをより介護予防に効果的なものに見直すなど、予防重視型システムへの転換を図ること、それから、在宅と施設との利用者負担の不均衡の是正等の観点から、介護保険施設入所者の居住費、食費の負担の見直しを行うこと、それから、認知症やひとり暮らしの高齢者を身近な地域で支えるための新たなサービス体系の確立や介護サービス情報の公表など、サービスの質の向上を図ることなどの改革に取り組むことといたしております。

発言情報

speech_id: 116204260X01220050401_005

発言者: 尾辻秀久

speaker_id: 28032

日付: 2005-04-01

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会