2005-07-13
衆議院
大野功統
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会
大野功統の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
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○大野国務大臣 サマワにおける治安情勢をどう考えているのか、どう認識しているのか、こういう御質問でございます。
まず第一に申し上げたいことは、サマワにおける治安情勢、この点は、再々申し上げておりますけれども、イラクの他の地域に比べれば比較的安定している、こういう認識には変わりはございません。
例えば襲撃件数で見まして、ムサンナ県、南東部は全体の数十分の一である。あるいは、サマワのあるムサンナ県だけとってみますと、多国籍軍の死亡者数は全体の数百分の一である。そういうことで、他の地域に比べれば比較的安定している、こういう認識は変わっておりません。
これを時系列で見てみますと、自衛隊がサマワに駐留いたしましたのは、二〇〇四年、去年の一月からでございますけれども、去年の四月と八月にはかなりの案件がイラク全体ではございました。それから、四月と八月には、ロケットあるいは迫撃砲が自衛隊の宿営地に向かって飛んできた、こういう事案もございました。
ただ、八月を過ぎてこの事案が落ちついてきて、そして十一月のファルージャ進攻のときにまた案件が上がりました。それから、十一月というのはラマダンとちょうど重なるのでありますけれども、ラマダンの影響はそうなかったのかなという見方でございます。
その後、一月に国民議会選挙がありまして、そのときにまた襲撃事件、非常に案件が高くなってきましたが、この議会選挙が済みまして、襲撃案件が大きく落ち込んで少なくなってまいりました。
しかし、ことしの四月になりまして、武装勢力が態勢を立て直したのかどうか、憲法制定という政治的プロセスが進んでまいっております、そういうことを阻止しようという勢力があるのか、かなり上がってきておるわけでございます。
今現在の水準というのは、全体で見ますと、去年の十一月前の水準に比べまして、そこまではまだいっていないかな、いったかな、こんな感じでございます。ただ、武田先生御指摘のとおり、最近自衛隊を取り巻く案件が多いものですから、この点は特に注意していかなきゃいけない。
特に申し上げたいのは、簡易爆弾、IED爆弾、これは、今までのロケットの襲撃と違いまして、まず宿営地外であったということ、それから昼間にあったということ、そしてまた爆発事件であったということ、これが今までのロケットなり迫撃砲の事件と全く異なるわけで、この点は十分注意していかなきゃいけないな。さらにもう一つは、最近ロケット弾らしきものが五発飛んできた、これも十分に注意を持って対応していかなきゃいけないな。
安全確保に十分気を配りながら、六月二十三日の簡易爆弾事件以来、時々宿営地外で活動しておりましたけれども、昨日、七月十二日から宿営地外の活動を本格的に再開したところでございます。