西川京子の発言 (内閣委員会)
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○西川(京)議員 今、今野議員のおっしゃること、大変同感する部分があります。
言うなれば、この高度経済成長の流れとともに日本人の生き方そのものが変わってきたと思います。それにつれて女性の生き方も変わってきたと思います。私は、女性の職場進出は大いに結構だと思っている人間です。ただし、そういう現象の中で、女性が家庭の中で今までさまざまに担ってきたものが物理的にできにくくなってきた状況というのがあります。
そういう中で、本来は、人間の生き方、人間がこの世に生まれて、生んでもらって、あるいはそういう親に育てられて、子供を育てるのは当たり前の人間の姿。そして、自分を育ててくれた親が動けなくなったら、子供は当然の姿として親の面倒を見る、それは当たり前だったわけです。それが当たり前にできにくくなった社会であるということは、現実に確かにそのとおりだと思うんですね。しかし、だからといって、では、すべてそれを社会化していいのかということになると、私はちょっと疑問を感じております。
本来は、やはりあくまでも個人の、人間としての義務として、子育て、親の面倒、それは個人の段階ですべきでしょう。しかし、いろいろな状況の中でそれが困難な方々への補助として、社会的に介護制度もでき、保育園整備もでき、それがいわゆる公の立場だと思います。
こういうことで、要するに、自助努力、そして公助、官の方のあれ、それともう一つ、共助という考え方があると思うんですね。お互いにそれぞれできることを、例えば介護保険のように、お金を出し合ってみんなで支え合っていこう、そういうシステムの中で今の姿があるわけでして、本来は当然、家庭が子育ても親の面倒も見る、私は基本はそういう考え方が必要だ、そういうふうに思っております。