片山善博の発言 (武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会)
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○片山参考人 有事法制を考える場合に、知事に一定の自衛隊に対する指揮権を与えたらどうかというのは、全国知事会なんかでも意見が出たんですけれども、私は反対しました。やはりそれは無理だろうと思うんですね。アメリカのように広い国で、連邦制をとっている国なら別ですけれども、日本のような国ですと、今の都道府県、それから、仮にこれが万が一道州制になったにしても、その道または州でアメリカの州軍みたいなものを持つというのは、ちょっと非現実的かなという印象を持ちます。
あとの御懸念の、いろいろな装備だとか、そういうものがちゃんと十分に備えられるかどうかというのは大きな問題だと思うんです。
私は、今一番問題は、日本の国の財政が非常に硬直的になっていて、有事であっても何であっても、とにかく従来の、基本的には各省単位のシーリングの枠の中でちょっと伸ばすか伸ばさないかというその程度の議論しかなされていないのではないか。やはり、有事もそうですし、教育なんかもそうだと思いますけれども、重要なところについては、シーリングとは関係なくめり張りのきいた予算ができるような、へこますところはへこませて、そういうダイナミックな予算編成を心がけないと、なかなかこういう問題について十分な措置が行き渡らないのかなという気がしています。