佐々木秀典の発言 (本会議)
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○佐々木秀典君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成十六年度補正予算案等三案に対し、賛成の立場で討論いたします。(拍手)
昨年来、国の内外で大規模な災害が続発しております。ここに、亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。
民主党は、昨年秋の臨時国会において、速やかに災害対策の補正予算を編成するよう求めました。しかし、残念ながら、小泉内閣の対応は遅過ぎると言わざるを得ません。小泉総理には猛省を促したいと考えます。
また、災害対策の補正予算と言いながら、本補正予算案で、災害対策費は全体の三分の一であるという点も大きな問題であると考えます。しかも、その災害対策費にしても、被災者が最も求め、本当に優先すべきは住宅再建支援なのに、それが決定的に欠けているというのが実情であります。
災害という個人の努力では防ぎ得ない不測の事態により、物心ともに甚大な被害をこうむった被災者に対し、個人財産の回復に税金を使うのは妥当でないとする旧来の役人の論理をいまだに振りかざすのでは、一体何のための政治かと言わざるを得ません。野党三党提出の被災者生活再建支援法改正案を早期に成立させるべきであることを強く申し上げます。(拍手)
さらには、例えば刑務所増設予算のように、本来本予算で講ぜられるべきであり、災害対策とは関係のない公共事業や経費が含まれていることも問題であります。また、生活保護費負担金が二千億円も含まれていることは、まさに小泉内閣の経済失政が経済の二極化をもたらしていることのあらわれであります。既定経費の節減にしても、そのほとんどが、金利が見込みよりも低かったことによる国債費の減額分であり、実際に何かを節減したというわけではありません。
以上のように、本補正予算案には多くの問題がありますが、既に、厳しい寒さと豪雪の中、不自由な生活を余儀なくされている中越を初め多くの被災者の方々と、被災地、地方自治体の切実な願いを思い、本補正予算案に賛成することといたします。
以上、討論を終わります。(拍手)