漆原良夫の発言 (本会議)
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○漆原良夫君 公明党の漆原良夫でございます。
私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十六年度補正予算案に賛成の討論をさせていただきます。(拍手)
本日、新潟県中越地震の復興支援策を含む本補正予算案に賛成の討論をできますことは、震災発生当初から救援活動に奔走してきました地元議員の一人として、私にとっては最大の栄誉であります。本当に皆さんありがとうございました。(拍手)
新潟県中越地震は、地震発生より三カ月がたちました。その間、被災地は、自治体職員の不眠不休の努力のほか、多くの国民の皆様の善意と勇気に支えられてまいりましたこと、あわせて御礼を申し上げたいと思います。
殊に、若いボランティアの皆さんの活躍にはすばらしいものがありました。オートバイ隊、交通不通になった山道をオートバイに食料を積んで被災者の方に届けておられます。泥んこ瓦れき隊、半倒壊の家屋に入り、必死に泥や瓦れきを屋外に排出しておりました。さらに、若い女性の皆さんが避難場所で御高齢の方々の話し相手になって、被災者の皆様にもようやく笑顔が戻ったという報告も聞いております。
また、九十二時間ぶりに救出された皆川優太ちゃん。レスキュー隊員に抱えられた優太ちゃんの姿。生きていて本当によかった、そう思います。命のとうとさ、その感動は、今でも忘れることはできません。(拍手)
十月二十五日、二十六日、我が党の神崎代表はいち早く新潟入りをしまして、新潟県庁で県知事と面会し、被害状況や要望を聞くとともに、避難所を訪問して、多くの被害者の皆様を激励されていました。
また、十一月二十八日、私は、冬柴幹事長とともに、政治家として初めて被災地の山古志村に入り、現地を視察させていただきました。
山が動き、大地は裂け、家が倒壊し、道路は寸断といった状況でありまして、震災前は美しい風景を織りなした棚田には亀裂が走り、ことしは作付ができるかどうか、大変心配な状況であります。
山古志村の長島村長の話が印象的でありました。村民は水没した集落に歩いて一時間以上かけて自宅を見に行っています、家屋が倒壊しても、九割を超える人々が帰村を希望するほど村への思い入れが深いのですということでありました。
冬柴幹事長はこの村長さんに対して、これほどの被害から立ち直るには国の支援が必要であり、可能な限りの支援をすると述べて、住民生活の再建や二次災害の防止に全力で取り組むことを約束して帰ってまいりました。
本補正予算案では、災害復旧、被災者の生活・生業支援、救助活動経費として合計で一兆三千六百十八億円を計上しております。新潟県中越地震に対する災害対策費としては約三千億円に達している。こうした補正の計上が現地の復旧復興を大きく後押しすることとなると考えております。
さらに、本補正予算案では、復旧だけではなくて、災害防止に向けて緊急に対応すべき事業などの経費も計上しております。被災者の生活再建やボランティア支援などのきめ細かい対策も含まれております。
私どもは、政府・与党一体となって、本補正予算案並びに平成十七年度本予算の早期成立を図るとともに、災害対策、被災者支援に総力を挙げて取り組んでまいる決意でございます。
以上、本補正予算案に賛成する理由を述べさせていただきました。私は、ぜひとも速やかに本補正予算案を成立させるべきであると考えております。
以上をもって、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)