町村信孝の発言 (予算委員会)
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○町村国務大臣 歴史認識は、日本国内においてさえもいろいろな考え方があります。まして国が違えば、共通の認識を持つということはなかなか難しい作業だとは思っております。
ちなみに、日韓の間で共同の歴史研究を三年にわたってやっていただきました、専門家の方、学者の方々。もちろん、ここは同じ認識を持てた、ここは違うという点がある意味でははっきりすること自体、それ自体として私は意味があるだろう、こう思っておりますし、さらに研究が進めばより共通の重なる部分がふえるかもしれない、それはそれでもっといいことだろう、こう思っております。とりあえず三年間が済んで報告書がまとまりつつありますので、さらに新しいメンバーでこれをやってもらおうか。
同じ発想で、日中の間でもそういう作業を始めたらどうだろうかということを五月七日の京都における日中外相会談で私の方から提案し、向こうもそれは前向きに考えようと。どういう形でどういうメンバーでということは、今、内々詰めているところでございます。
その際、歴史というときに、特に日中は、二千年にわたる交流の歴史、友好の歴史があります。ある時期、大戦中、対立した時期はありますけれども、また、戦後、国交がない時代はありましたが、その後、友好の歴史が続いているということで、歴史という場合に、ごく限られた対立の歴史だけが日中の歴史のすべてではないということは、私はそのとき申し上げたわけでありまして、それらを全部ひっくるめた形で、お互いの一致点が少しでも拡大できるような共同歴史研究は大切なことなのではなかろうかと思っております。