山本喜代宏の発言 (予算委員会公聴会)
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○山本(喜)委員 社民党の山本でございます。
公述人の皆さんには、貴重な御意見、大変ありがとうございました。
最初に、井堀先生にお伺いしますけれども、所得の再分配ということと消費税という税制のあり方、これについてお伺いしたいんです。
ILOの経済安全保障指数というのが昨年九月に発表されまして、所得の公平性、労働環境の充実度などということで勘案した国別の順位ですが、北欧の諸国、一位スウェーデン、二位フィンランド、三位ノルウェー、デンマークというふうに並んでいますが、日本は十八番目というふうな状況でございます。やはりこれは、最近の格差の拡大というふうなことが生活実感として出てきている。
例えばジニ係数ということであれば、日本の所得の上位三分の一の人たちがすべての所得の三分の二ぐらいを持っているというふうな状況でありますとか、かつて一億総中流と言われましたが、現在だと、七百万前後の人が少なくなって、二千五百万円以上、あるいは百万、二百万円台という人がふえてきているというふうな状況でございます。そうした結果が、最近の犯罪の増加でありますとか、あるいは自殺、三万人を超える状況が六年以上続いているというふうな状況がございます。
そうした現状を考えたとき、やはり所得の再分配ということを考えるべきではないのかというふうに考えます。
その点と、そうした場合に先生は、消費税、これから増税は避けられないということで一八%ぐらいまで考えておられるようですが、一八%ということになると、やはり広く薄くということに果たしてなるのかどうかというふうなこともありますし、税金の累進度、これをやはり高めていく必要があるのではないかというふうに思っています。
そうした点について、先生はどのようにお考えでしょうか。
〔委員長退席、茂木委員長代理着席〕