2005-05-11
参議院
若林秀樹
イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会
若林秀樹の発言 (イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会)
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○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。
まず、私の方からも、イラクで拘束されたと思われる齋藤昭彦さんの安否の確認、そして拘束されていることが事実であるとすれば、一刻も早い解放に向けての御努力を私の立場からもよろしく冒頭お願い申し上げたいというふうに思っております。
今日は前半、五十分の時間をいただきましたので、前半イラク情勢、そして後半国民の保護指針に関する内容について御質問させていただきたいと思います。
まず、このたび新しいイラクの移行政府ができたということに対しまして、私もこのイラク特別委員会ずっとかかわっておりまして、イラクにも行きましたし、様々なかかわりの中で、時間は掛かりましたけれど非常に感慨深いものを感じておりますし、年内の本格的な正統な政府に向けて本当に順調に推移していってほしいものだなというふうに感じております。
イラクという国は、長い歴史の中ではフセイン政権というのは本当に一部の期間だけでありますので、それ以前はずっとイラク人の手によって統治していたわけでありますから、そういう意味での知恵、能力はすばらしいものが私はあると思っておりますので、正にそこに国際社会としてサポートするということが重要な観点ではないかなというふうに思っておるところであります。
まず初めに、やはり自衛隊派遣のきっかけとなりましたイラクへの攻撃、それに基づく国連決議等で、やっぱり最大の焦点は大量破壊兵器を所持していたかどうかということではないかなというふうに思っております。アメリカの方で出されました米国独立調査委員会の報告によりますれば、攻撃の判断となった情報の誤りを完全に認めているわけでありまして、あのCIAといえどもやはり情報の収集能力がやっぱり不十分だったということをアメリカ政府は認めているわけであります。
本来であれば、大量兵器がなかったわけですから、それに基づいて攻撃することが問われなきゃいけないんですが、アメリカはもう一方のフセイン政権のやっぱり転覆というか、除去というものが一つの大きな目標であったということは事実でありますので、これは余り問題視されていないのではないか。しかし、日本は違うんです。やっぱり、国連決議に基づいて判断し、最終的にはアメリカからの情報でイラクが大量破壊兵器を持っているということを信じてアメリカをサポートしたという意味において、アメリカの立場と私は大分国内的には違うんではないかなというふうに思います。
昨年の、一昨年ですか、そのときの話も、直接アメリカから情報を聞いている、この国会の委員会の中では言えないけど信憑性があるんだということを、基づいて日本政府としては判断しているわけですから、その情報そのものが誤りであったということに対して日本政府としてどういう責任を感じているか、外務大臣にお聞きしたいと思います。