町村信孝の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(町村信孝君) ややもすると、何か日本のみが食品安全に非常に神経を使い、アメリカはそういうことに一切神経を使っていないかのごとき議論が時々行われるものですから、それは余りにも何か米国民をばかにした物言いでありまして、アメリカでも当然食品安全に関するもろもろの規制等々があるわけでありまして、それはその、どういうんでしょうか、その国によって受け止め方の違いというのがそれはあると思います。あると思いますけれども、やっぱりそれぞれの国でそれぞれのお国柄に基づいた安全規制というものがあるんだということはやっぱりしっかり認識をしておかなければいけない。アメリカはまるでノーチェックで日本だけが厳しくやっているということでは必ずしもないということであろうと思います。
それから、時間が掛かり過ぎたと。実は率直に言いますと、私は、四週間に最初一度しか審議会が開かれないと。なぜそんなに四週間も掛かるんですかということを食品安全委員会の事務局に問い合わせたところ、正直言って、なぜそれだけの時間が掛かるというまともな説明を私は受けたことがないんです。
したがって、普通いろいろな審議会、しかもいろいろなフットライトを浴びて緊急に作業をやっている審議会、まあ二、三週、二週間に一回とか一週間に一回とか、もう場合によったら毎日という審議会だってあるんですね。それを四週間に一度しかできないというのは、どうもよく分からないなと。そのうちに、それが今度、三週間に一回開くようになりましたと、何か大変誇らしげに私のところに言ってきた人がいるので、どうもこれもよく分からないなと。
いや、必要な時間はいいんですよ。だから、なぜそれだけ時間が掛かるというちゃんと説明があれば私はいいと思うんですが、説明がないまま、とにかく一か月に一回しかやらないんですと。しかも、それらの先生方はみんな他に本職があるからそんなに頻繁にできないんですと、だから当たり前でしょうと言わんばかりの話があったんで、それはちょっと違うんじゃないんですかと。そのもし兼職がお忙しいのならば、その本職の方を少し外してあげるような、一時的にこう、何か食品安全委員会に専念できるような体制整備を安全委員会の事務局がしてさしあげれば、もう少しそこのところは工夫の余地があるんじゃないんですかということは、まあそれは、そこから先は私はもう職権外のことですから申し上げることじゃありませんが、率直に言ってそんな印象を持ったことは事実であります。
しかし、いずれにしても、ようやく三月中には答えが出てくるということでありますから、今後、次なるステップに食品安全委員会が移っていただいて、科学的知見に基づいてしっかりとした御議論をしていただき、最終的には輸入牛肉も安心なんだとやはり日本国民が思って初めて、輸入した牛の肉が通常どおり販売されるようになるということなんだろうと思います。余りそれを急いでやって、どうもアメリカの牛の肉は心配だぞということのままもし輸入が再開されるとすれば、それは結果的には、全くある意味では意味のない作業をしてしまったということになるわけでありますから、そういうことがないように、それはそれでしっかりやらなきゃいけないと。
私は、あらかじめ結論を予断して、こういう結論をいついつまでに出してくれと言っているつもりは更々ございません。結論は、ちゃんと科学者としての良心に基づいてしっかりと審議をして出していただく、そのことについて私は何ら異議を唱えたりしているものではないということは御理解を賜りたいと存じます。