齋藤勁の発言 (外交防衛委員会)
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○齋藤勁君 防衛大綱に入っていくんですが、私、なぜこういったことをずっとお話しさせていただきますと、さっき言った盧武鉉大統領のメッセージ、それが非常に、それはいろいろ議論もあろうと思います、受け止め方で。しかし、帰結するところは、やっぱり双方が首脳同士冷静にやっていこうということではこれ一致していくわけですね。
しかし、戦後六十年たちましても様々に横たわる様々な課題がある。冒頭、残留孤児、帰国された方の中国の話をしましたけれども、それぞれ内面的にはたくさんなことがあり、これは私は、どうも日韓でいいますと、盧武鉉大統領という大統領は、国内でもいろんな異論があるからメッセージを国民にも出し、それを国民に出すということは日本の国民にもメッセージを出すと。我が国の総理大臣は、冷静ぐらいは聞こえてくるんですけれども、この歴史、トータルな意味でやはり韓国民や中国の人たちにメッセージというのは私は不足している、ないんじゃないかという気がして冒頭申し上げているんです。今ないと言っている、ないじゃないかと言って、いやあるんだよと言えばまた別ですけれども、そういうことを指摘せざるを得ないということを申し上げさせていただきます。
実はそういうことが必要なんだということで、個々、先ほど朝鮮半島出身の遺骨収集と返還、サハリンの残留韓国人・朝鮮人問題、被爆者の問題、いろいろお話をいたしました。これだけ半世紀ちょっとの間に様々に横たわる問題があるということの中で、今私たち自身は、外交あり、そして防衛大綱あり、中期防ありということではないかというふうに思っているわけです。
そこで、長々とある意味じゃ前置きのお話させていただきましたが、この防衛大綱を改定をしたわけですけれども、どうも日米軍事一体化ということがどうも強調されているとしか見えない。どうも平和国家という言葉は外交青書だとか防衛白書だとかいろいろ言うし、それぞれ首脳が言われますけれども、戦後六十年歩んできたこの平和国家たるものを引き続きということについて本当に具現化していこうという意味での一つの防衛大綱なんだろうか。ある意味では、日本の国是である専守防衛というのは、専守防衛と言いつつも、本当に専守防衛なんだろうかということを非常に疑念を持ちながら、実は持たざるを得ない私は大綱であるというふうに思いまして、九年ぶりの改定なんですけれども、日本の安全保障政策の大転換であるというふうに思いますが、防衛庁長官、大転換ではないかということについては、いや、大転換ではありませんと言うのか、長くなくて結構ですから、いかがでしょうか。