大野功統の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(大野功統君) まず、お尋ねは、技術的な問題点が一つあろうかと思います。これ、我が国が今考えておるミサイル防衛というのは大体射程千キロから千数百キロまでということでございます。したがいまして、この正に千数百キロといいますと、言わばノドン級ということでありまして、ノドン級でございますと日本全域をカバーすると、こういうことだろうと思います。
それから、一体どこから飛んでくるんだと、こういうお話もありました。我々はどこから飛んでくるという想定は全くいたしておりません。今、北朝鮮とそれから中国というお話がございました。我々は、北朝鮮というのは極めて、核を持っているらしい、それからミサイルも持っていると、こういうことで、極めて不安定要素、極東地域における不安定要素だと思っております。中国については脅威と思っておりません。
ただ問題は、最近の防衛力の増強、状況等でございます、詳しくは言いませんけれども。そういう中でミサイル防衛が極めて重要であり、このミサイル防衛をきちっとやらないと、飛んできて、これ落とさないと日本の財産、生命がすべて犠牲になってしまう、こういう問題でありますから、国民の生命、財産、国民の皆様の安心、国の安全のためにこのミサイル防衛をやっていく、こういうことでございます。
したがいまして、それがアメリカと一体化するかどうか、こういう問題にまで議論が発展してくるわけでありますけれども、これはすべてこの装置は日本で独自にはまだできません。しかし、それを運用するのは日本が運用するわけであります。そういう意味で、一体化論というのは全く当たらない、こういうことを申し上げたいと思います。