山内俊夫の発言 (決算委員会)
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○山内俊夫君 ありがとうございました。
先ほどの憲法調査会、これは衆議院の中山会長だったと思います。我々も、参議院悲願のこの決算であります。より充実していきたいなと思っておりますので、是非よろしくお願いをいたします。
ところで、二つ目の質問に入りますけれども、先ほど冒頭に委員長がODAについてかなり厳しい御指摘がありました。私もこの問題、決して委員長と打合せしているわけじゃありません。ODAについて質問をしようということで用意いたしておりました。
その中で、ODA議論の前提として、私は、今回のいろんな一連の中国、これは対中国に限定を私はさせていただきたいと思いますけれども、靖国問題についてどうのこうのと大変今テレビ、新聞、マスコミ等でにぎわしております。私もかなり質問をさせていただこうということで用意いたしております。総理の立場もあって、今は非常に微妙なところであるということも聞いております。お答えを本来ならしていただきたかったんですけれども、私の思いもしっかり聞いていただいて国民の皆さんにも御理解をしていただきたい、このような思いで私の所見などを述べながらこの靖国問題については発言したいと思っております。
中国は、これ私が感じるところにおいて、この靖国問題は私は大変大きな問題ではないと私は思っております。それはなぜかというのを少し後で検証いたしますけれども、彼らは外交カードとして利用する、非常にこれたけておりますね。もう何千年の歴史の中で、大変諸外国と国が隣接したところでやり取りやっておりますから、大変厳しさを持っていますから、はるかに日本よりも能力は上であります。能力が上ということは、したたかなということにも私はつながってくるんじゃないかなと思っております。
例えば、先ほど私が述べました歴代総理が靖国神社をどのような形でお参りしているかなということを少し調べてみましたら、一九六〇年、これ池田勇人大臣のとき、このときにちょうど、大体、その前年にB級、C級、私余りこうABCという分け方大嫌いなんですけれども、BC級が靖国神社に合祀されてきた。それ以降、池田勇人さんはこれ五回ばかり参拝されておりますね。
そして、その後を引き継いだ佐藤栄作総理、これは一九六五年からでありますが、十一回。年に確実に一回若しくは二回行われております。
田中角栄さん、この方は日中国交回復された方でありますけれども、七二年から七四年までの三年間で六回。
三木武夫さんですね、公人か私人かと、こういうようなポイントになった三木武夫さんが七五年、七六年で三回出ております。
そして、福田さんのときにも四回。この後、七八年にこれA級戦犯と言われている方々も合祀された。
で、すぐその後、私の郷里の先輩であります大平総理、この方が七九年、八〇年、これ正にA級戦犯が合祀された年であります。四月の二十一、十月の十八日、まあこれ例大祭だろうと思いますけれども、三回ばかり参拝いたしておりました。
そしてその後、鈴木善幸総理、これは八〇年、八一年、八二年と、これ約八回ですね。この方が、実は非常に八月十五日ばっかり行っているんですね、毎年必ず八月十五日、欠かさずに行かれております。
その後を受けた中曽根総理、これも延べで十回参拝をいたしております。この中曽根さんも、八五年八月十五日まで三回参拝されております。
私は、総理が常々言っておりますように、不戦の誓いをしていくんだという思いですね、そして、どうしても、亡くなった、この戦いで亡くなられた方に対しての誠をささげに行くんだという、私は非常にいいことであると。
じゃ、チャンスは、一年間の間でかなり私は靖国神社参拝にチャンスはあると思いますね。一番、私個人的には、八月十五日、やはり不戦の誓いということでありますと八月十五日が最適じゃないかなと、ベストじゃないかなと思っております。そういった意味から、是非総理に、私の願望でありますけれども、八月十五日に行っていただきたい。私も毎年八月十五日は地元の戦没者慰霊祭に参加をいたしておりますけれども、今年どうしても行かれるというのであれば、私はそれをキャンセルしてでも是非同行させていただきたい、そのような思いで一杯であります。これは私の願望として受け止めていただきたい。
それで、問題は、この中国、現代中国というのは、私は、正に拝金主義で凝り固まっておりまして、この拝金主義が何を生んでいるかといいますと、例えばエネルギー問題があります。経済問題が中心でありますから、エネルギーの奪取、これはもう強奪に近いもの、これはもう経産大臣、中川大臣も大体常々言っておられますけれども、東シナ海の春暁辺りのガス油田の言わば盗掘に近い在り方ですね、国際ルールなんか無視をした盗掘の在り方。
それとか、例えば、これは大野大臣にも関係するわけでありますけれども、潜水艦の沖縄での侵略、これもそうであります、これは侵犯でありますけれども。これを全く彼らは謝りもしない。国際ルールを無視したようなやり方でコメントを出しております。これも御承知かと思います。
それとか、例えばCD、DVDのこれは言わばもう海賊版、やり放題。大分最近厳しくはなってきましたけれども、やり放題であります。特に、ヤマハかホンダだったか分かりませんが、余りにも偽物が横行するので、国も対応しないから、もう直接その二流か三流の企業まで買取りに入ったということで、自分たちのブランドを守るためにそこまで経費を使って日本企業はまじめに国際ルールの下でやっておられる、そういうこともあります。
それと、今回の反日デモというのはもう完全に官製デモであるということはもうどなたも大体検証されております。特に、日本大使館のあの裏側にバスが二十台ずらっと並んでいたということも聞いております。これも、石を投げたりトマトを投げたり卵を投げたり、その連中の顔の何割かは非番の警察官であったというようなことも聞いておりますし、それと、日本でいえば東大とかそういう大変な官制の大学、精華大学とか北京大学、この学生には参加するなというお触れが事前に回っていたんですね。そうしないと、学生が行きますと、それがもう過剰反応してしまって、もう政府がブレーキが利かなくなる状態があるので、ブレーキの利ける状態の人たちをデモに参加させていたと。これは非常に正にもうやらせでありますね。そういうことも平気でやる。
もう最後の極め付きは、もう総理、これはもう本当にばかにされた話であります。呉儀副首相が、言わば総理からいえばもう本当に格下の女性でありますね。格下の人が、二時間前か三時間前には日本の経団連の会長と食事をしているんですよ、にもかかわらず、いきなりその後、突如として通知をして帰ったと。これはもう正に我が国を愚弄しているというか、もう総理、正に総理がこけにされたと私は思ってもいいんじゃないかと。でも、総理は大人でありますから、感情を余り表さずにコメントに、テレビその他のコメントに出ておりましたけれども、さすがに大人かなと思いましたけれども、腹の中は私は煮えくり返っていると思うんです。
そういったいろんな経緯の中で、私は、靖国問題は正に内政干渉である。でも、総理は内政干渉とは言わないと、こう言っておりますが、私はこれは少し自分なりに言葉をつくりました。人の心の中まで干渉してくるから内心干渉ではないかなと。内なる心に干渉してきたというような理解をして私もおります。それで何とか自分の腹の虫も収めておるわけであります。
そこで、私は、非民主国家と私は言っていいと思います、今の状況ではね。本当に民主的な国家になっているかどうか。こういう教科書問題も、あらゆるものあります。そういった中で、かの今の指導者、胡錦濤、温家宝、こういった指導者体制は私はちょっと少しレベルが低くなってきたのかなと思いますね。やはり大平、田中の時代に、お互いが、過去のことはいろいろあってでも、あってでも仲良くしていきましょう、隣人としての仲良くしていきましょう。大局観に立ったやはり日中国交を回復したわけであります。それが最近、どうも相手をやっつけることを中心にやられている。これは、私はどうもおかしいんじゃないか。正に拝金主義の流れであります。
そういったところに、先ほど委員長が質問いたしました、本当にODAですね、このODAをやっていいのかどうか。私は、国民感情としては許せないんじゃないかなという気がどんどんどんどん今わいてきていると思う。これは、私は実態だろうと思うんです。
こういったことを、これについてはもう総理から答弁はいただきません。そういったことで、対ODAの在り方については大臣、外務大臣、是非お答えをいただきたいんですが、先ほどの中でも無償がありました。無償贈与が最近、東アジアの中でもやっぱり中国はナンバーワンなんですね。無償資金協力は約七千二百万ドル、技術協力が約三億ドル、トータルで日本円にいたしますと約四百億円というお金がこれ毎年、これはもうアジアの中でもナンバーワンであります。そういったこともありまして、第二位がインドネシア、三位がフィリピン、一番小さい東ティモールが約これは八百万ドルということなんですね。
こういったこともあって、私は親日的な、やはりこれ国益でありますから、同じ貴重な国民の税金を使っているわけでありますから、最後にこれを、このODA、対中国ODAを、特にこの無償協力、贈与に関係するところ、これについては先ほども少しコメントいただきましたけれども、もう一度あえて方向性を是非お答えいただけたらと思います。