富岡由紀夫の発言 (憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会)

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○富岡由紀夫君 私、幾つか私なりの考えを述べさせていただきたいと思います。
 今までずっと審議してきて、やっぱり二院制というのは、やっぱりその機能というのはチェックするためというのが一番大きなところだというふうに思っているんですけれども、そのチェック機能をどうやって果たせるかというやり方なんですけれども、私は二通りあるかと思うんですね。やっぱり一つは制度的にチェックできる体制を憲法なりでちゃんと改めて形式要件をまずそろえるということと、もう一つは運用の中でやり方があろうかというふうに思っております。
 特に思っているのは、法律のところは参議院で否決した場合は衆議院に戻って三分の二以上の議決がないと承認されないというのがあるんですけれども、これをもっと参議院の中で拡大すべきではないかと私は思っております。
 例えば、内閣総理大臣とか予算は時間の制約があろうかと思うんで、今のままでも仕方ないかもしれないんですけれども、例えば条約なんかについては、これはやっぱり慎重を期す必要があると思うんで、条約も法律と同じようにもう一回衆議院に戻した場合は三分の二以上必要じゃないかというようなぐらいにしてもいいんじゃないかと私は思っております。
 それと、やっぱりそういった、何というんですか、法律的な形式的な面と、チェック機能を高めるために必要なのは、もう一つはやっぱり運用の中でどうしても党議拘束という問題が出てくると思うんですね。やっぱり幾ら衆議院と参議院で違う役割を果たすんだといっても、この法律は我が党は賛成だから絶対に賛成だといったら、なかなかその機能が果たせなくなってしまうと思うんですね。ですから、これはいろいろ問題があるかもしれませんけれども、やっぱり本当の参議院の機能を果たすためには、もう党議拘束を参議院については掛けないというぐらい大きな提案をしてみるのも一つのやり方じゃないかと私は思っております。
 いろんな中で、その中で余りにも党の方針と違うことをやってれば党の中で罰せられるかもしれませんけれども、それはもう覚悟の上で、ある程度もう任せるというぐらいの自由度というか、参議院の役割を、私は自由度を高める必要があるんじゃないかと思っております。
 で、いろんな、何というんですか、一つ一つの法案について参議院の方は一人一人が、一応党の中ではいろんな方針はもちろん出すんですけれども、それにのっとって同意する人はそれでもういいんですけれども、どうしてもこれは譲れないというのがあれば、そこは参議院についてはもう党派を超えて各党ともそれを認めるようにすべきだというぐらいな指標を出して、そういうふうにやらない限り、なかなかチェック機能を果たそう、果たそうといっても結局は党議拘束に縛られて、結局は衆議院と同じ、何というんですか、結果になってしまうということに、なるようになってしまうんで、そこは大胆かつそういう思い切ったやり方も一つの提案として考えてみてもいいんじゃないかと私は思っております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 富岡由紀夫

speaker_id: 25163

日付: 2005-02-04

院: 参議院

会議名: 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会