山東昭子の発言 (国際問題に関する調査会)

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○山東昭子君 自民党の山東昭子でございます。
 両参考人にお伺いしたいと思います。
 まず、高原先生にお伺いしたいんでございますけれども、以前、天安門事件の後でございました。中国の要人に、その後、天安門事件の後の見解はどのようなことになっているのかと質問をいたしましたら、あなた方は十億の民を治めたことがあるのかと、我が国においてはやはり政治的な圧力を掛けていかなければとてももたないんだというようなことを言われたことが非常に心に残っております。
 しかし、このような共産主義体制というものが、所得格差はこれからできるとはいえ、非常に裕福な層が増えていく中で一体どの辺まで続いていくのか、そして片方ではもう自由主義経済の中でどっぷりと浸り切っている経済行為というもの、それが大変順調に進んでいるというような状況を考えますと、どの辺の辺りで共産主義体制というのが雪解けになるのか、あるいはどういう形になるのか、見通しをお知らせいただきたいということと、それから、いろいろな経済上の法整備というものが非常にまだまだずさんな状況だと思うんでございますけれども、先ほど高原先生おっしゃられたようなODAからの脱出といいましょうか、他国からの援助を必要としない時期になったときに、その法整備というものがパーフェクトに行われるのであろうかというようなことをお知らせいただければということ。
 それから、六年ほど前に私が参りましたときに、ちょうど、日本との合弁企業の工場において、そこに勤務する職員が食事の上での不満を漏らしたところ、見せしめのためにたちまち三人のリーダーが逮捕されて処刑をされたというようなことを聞きまして、まあ、まだまだこのような労働者に対しても大変圧制というんでしょうか、そういうことが行われているのかなというような気がいたしましたけれども、その辺の労働環境と申しましょうか、そういうものをお知らせいただきたいと思います。
 それから、若林先生にお伺いしたいんですけれども、日本に対しての感情論といいましょうか考え方というもの。先ほど、台湾というものを私ども非常に親日的に感じておりますけれども、このごろの若い人はそうでもないよというようなことをおっしゃられましたけれども、中国においての対日感情というものが、インテリ層であるとか富裕層であるとか、あるいは年代によって、考えというものが層によって違うのか、あるいは国民全体を通して共通の認識なのかというようなこと。これは台湾のことに関しても同様だと思うんですけれども、その辺のところをお伺いしたいということ。
 それから、北朝鮮との間の距離についてお伺いしたいんですが、うがった見方をするよその国の人に聞きますと、まあ、もちろんこれだけ中国が人口が増加している中で、なかなか北朝鮮と一緒になるとかそういうようなことは単純にはもちろん考えられないことなんでございますけれども、金正日体制が崩壊あるいはいろんな形で弱まってきたとしたならば、その北朝鮮に対しての支配度というんでしょうか、そういうものに対して中国の幹部、あるいは中国の意向というものはどういうような考え方を持っているのであろうかと、そんなこともお聞きしたいなと思っております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 山東昭子

speaker_id: 33791

日付: 2005-02-16

院: 参議院

会議名: 国際問題に関する調査会